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魔法少女リリカルなのは平凡な日常を望む転生者 STS編
第16話 海鳴市にて………
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「さてどうするのかな地球の魔導師君達?」
「あなたは………!!」

同じ時、零治達が戦っている大広間から遠く離れた部屋。
そこには縛られた1人の女性と白い髪の男がが白衣姿で展開しているモニターを見ていた。

「何を怒っているんだい水無月楓君?彼等は私達の敵だよ。私達の理想を邪魔する不届きな奴等だ」
「勝手に仲間なんかにしないで!!私の親が勝手にしてただけよ!!」
「まあそうだね。だからこそ今までたくさんの資金援助をしてきた水無月夫妻の娘と聞いたから今まで好き勝手させてきたが………まさか情報を横流ししてたとはね」
「………いい気味ね」
「おかげで随分と計画が遅れてしまったよ。ベヒモスのデータもあのバカが手掛かりを掴んだくせに独占して手柄を得ようとしたせいでね」
「あなた逹は一体何をしようとしているの………?そして私の親を何処へやったの!!」

「………それはおいおい。さて戦闘の続きを見ようじゃないか」

そう言って男は話すのを止め、再び戦闘に注目するのだった………













「だりゃああああ!!」

ライのハーケンが一閃。

「うそっ!?」

ライの斬撃は弾かれ、ライは弾かれた反動を利用してそのまま上昇した。

「ディバインバスター!!」

ライが上昇した後、先ほどまでライが居た場所を優理の砲撃魔法が通過する。

「………」

直撃したムカデだったが、その装甲には少し焦げ目が出来ているだけで、ダメージは全くない。

「AMFの影響で、いつも以上に威力が………」

零治達がムカデの姿を確認した後、ムカデは直ぐにAMFを発動。
3人共、AMF圏内の戦闘訓練はしてきたものの、やはりやりずらいのは変わらず、しかも相手が予想以上に硬い影響で、大きなダメージを与えられずにいた。

「だったら………!!」
「レイ!!」
「1人で突っ込んでも!!」

そんな2人の言葉を気にせず突っ込む。

「………」

何も発せず、大きな尻尾でなぎ払ってきた。

「ちっ!!」

転移で上空に避難した俺は無事だが、放置してあった物や机があちらこちらに散乱し、後ろにいたライや優理にも飛んでいく。

「ライ、優理、大丈夫か!?」
「うん!優理の盾で全て防いだよ!!」
「レイ、気を付けて!!」

そんな2人の言葉を聞いて再び敵に目を向ける零治。

「アギト、行くぞ!!」
『おう!!』

再びムカデに向かっていく零治。

「………」

今度は胴体の装甲がパカッと割れ、そこには大量のミサイルが。

「ちっ!?」
『あんなものまで!!』

封鎖結界があるため、音が外に漏れることはないが、 だから
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