追想〜黒い写し身〜
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ナの細剣が唸る。『閃光』の二つ名に相応しい輝きが幾多の尾を引き、闇王に襲い掛かる。細剣八連撃スキル?スター・スプラッシュ?。辛うじて全ての攻撃を防いだ闇王は私に狙いを定め疾走。一瞬で距離を縮める辺り『神王』に相応しいと思うが、彼にはある一つの事が決定的に欠けていた。それは・・・・・・・
「残念ね・・・・・・私のスキルは?弓?の上級スキル?弓術?よ。近付かれた時の技だって当然ある。」
弓の一撃で足払いを掛けられ転倒した彼に、アスナと全く同じタイミングで一言。
「「貴方、弱いわね。」」
私がゼロ距離で放った矢が、アスナが再度放った?スター・スプラッシュ?が闇王の心臓を的確に撃ち抜いていた・・・・・・・が、彼の体はそのまま四散せず薄闇に溶けるように消え去っていた。
「「幻!?」」
細い通路の暗がりから、キリト君と全く同じ、しかし決定的に違う狂気を滲ませた笑い声が聴こえる気がした。
『神王』対九妖精族、『闇王』のジークフリード、撤退。
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