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八条学園怪異譚
第二十二話 雪男の一家その七
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「だからですね」
「そうだ、士官からはじまったからな」
 それでだったのだ。
「この軍服しか知らない」
「夏はそれで、ですね」
「冬はあの黒で」 
 日下部は今は夏の礼服だ。いつも通りその見事な詰襟の服を端正に着てそのうえで二人の前にいるのだ。
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