第2話〜もう1つの現実〜
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俺は・・・・俺と女性プレイヤーは何故かはじまりの町に来ていた。いや、強制的に
この場所に来させられたのだ。しかも、よく見ると俺たちだけではなく他のプレイヤー
もだんだんと増えてきている。
「どうなってるんだ・・・・これは」
俺は軽くパニックっていたが女性プレイヤーは違ったようだ。
「少しは時間を見たらどうなの?今は5時30分だよ!」
俺はハッと気づく。そう、その時間は
「SAOのチュートリアルじゃないか!・・・え〜と、その・・・名前・・なんだっけ?」
彼女はそういえばと呟き俺の問に答える
「私はアンズよ。あんたは?」
俺は内心ドギマギしながら彼女の・・・アンズの問に答える
「お、俺は、え〜っと、ラ、ライト・・・だ」
意識し始めるとめっちゃ緊張した。上手く隠せたかな?
「なに緊張してんのよ?まあいいわ。早速だけどフレンド登録しない?」
普通にバレてた。ていうか今アンズなんて言った?
「だ〜か〜ら!フレンド登録!・・・あっ、もしかして、私とフレンド登録したくない・・・とか?」
そんな上目使いで見られたら断るもんも断れねえじゃねえか。まあ、断る気はなかったけど。
「い、いや。そ、そんなこと・・ねえよ」
そう言うとアンズは嬉しそうに飛び跳ねた。その時周りのプレイヤーからこいつ狂ってる的な目を向
けてきたがそれは無視。
「じゃあ、俺が申請するよ」
もう、俺も慣れた。女子とはあまり話したことがなかったため最初は変に緊張したが・・・。
「私のフレンド第1号だよ!ライトが!」
アンズは嬉しそうに言う。そうすると、周りの連中が何か言ってくるが正直耳に入ってこない。
「俺もアンズがフレンドだ・・・」
俺が言い終わろうとした時にふと耳に入る。死者数という言葉が
「アンズ!今おしゃべりは中止だ!チュートリアル始まってる!」
アンズは驚き
「えっ?」
それだけ言って固まった。映し出されていたからだ。現実であっている膨大な数のニュースを。
そしてそれは大体の死者数を表すことに気づいたから。
「なに・・・こ・・れ・?」
アンズには重すぎたようだ。俺は・・まあ、大体予想してたからそこまで驚かないけど・・。
「まさか、本当にやるとは・・・。茅場てめえ、狂ってるぞ。」
俺は静かだが確かな怒りを表す。それは殺人鬼となった茅場に対するものなのか、何も知らずにプレ
イヤーのナーヴギアを外してしまった親族に対するものなのかは自分にもわからなかった。
「おい!アンズ?大丈夫か?」
アンズは震えていた。
「な・・ん・で。なんで?ただのゲームなのに、ただのゲームなのに人が死ななくちゃなら
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