第一幕その一
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「そこでどうかな」
「わかりました」
少女も笑顔で伍長の言葉に頷いた。
「それでは御言葉に甘えまして」
「うん。交代の時はすぐにわかるから」
伍長は親切にもそれについても言うのだった。
「そこにいていいよ」
「すぐにですか」
「ラッパが鳴るから」
だからだというのだ。
「それに子供達もはしゃぐしね。本当にすぐわかるよ」
「わかりました、ではその時にまた」
「うん、またね」
少女はそこまで話を聞いてまずはこの場から姿を消して教会の中へ入った。古い教会であり煉瓦のあちこちにヒビが入っている。だが彼女はそれを気にせず中に入るのであった。兵士達はその少女を見送った後で伍長に言うのだった。
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