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真剣恋にチート転生者あらわる!?
第12話
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は女性だからな。見せたくない相手に素肌を晒させる訳にはいかないからな」と、言っていました。

(あの時の悠斗の背中は、カッコ良かったですね。あの件以来、私の視線は悠斗を追うようになったのですから)

悠斗が傭兵を止める間での間は、私と悠斗は常にパートナーでした。
悠斗が傭兵を引退してからは、一人で戦い続けました。いつか、再び共に戦場に立てる事を信じて。そして、再び悠斗は帰って来ました。また、彼とパートナーを組んで戦場を駆け抜ける事が出来ます。

(悠斗。今度は逃がしません。貴方を私の夫にしてみせます。覚悟してくださいね)

私はニヤリと口許を動かす。私が考え事に耽っている内にどうやら、話が進んでいました。

「なら、今日は悠斗兄様の歓迎会をしましょう!どうですか父様?」

「うむ。クリスの言うことに反対する理由はない。盛大な歓迎会を開こう! 待っていてくれたまえ!今すぐ部隊を召集して、会場の設営を始めるからな!マルギッテ准尉!」

「は!」

「即座に部隊を召集して、悠斗君の歓迎会を開く会場の設営に当たりたまえ!」

「は!かしこまりました!悠斗、クリスお嬢様。失礼します」

「あはは。まあ、気をつけてな」

「マルさん。頑張ってください」

悠斗とお嬢様に見送られ、私はリビングを後にする。中将閣下の命令に従って部隊を召集して、会場の設営にあたるのであった。




マルギッテsideout
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