第二幕その十五
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フローもそれに頷く。
「どうにも。これは」
「よし、ここはだ」
ドンナーは意を決した顔で言うのであった。
「蒼白い雲を集めてそのうえで雷光雷を起こし」
「天を清めるのだな」
「そうする。それではだ」
早速その鎚を高々と掲げるのであった。
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