4*まともな奴ほどバカを見る
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に鋭そうなんて気もするが、気のせい木の精気にしない。
そう、全部木の精霊が自分に幻覚をみしてるのさ。
この世界初心者な自分をいぢめて愉しんでるんだ。
そうに違いない。
結論。
木の精霊はドSである。
そして部屋に入り、着替えた。
だが靴下はあったが靴がなかったのでゼノアに借りた真っ黒いブーツをはいている。
というかスリッパで行こうとしたらさすがに止められてはかされた。
まぁわかってたけどね。
つか自分もってきてんの自分の部屋のものだけだもん。
日本には家の中では靴をぬぐんだもん。
、たからなんで靴だけ持ってないとか言われても、ねぇ。
ちなみに彼は自分の恰好をみると息を飲み驚いていた。
そんなに変かな?
そして、着替えたのちにゼノアに案内され、その噂のお姫様に会うために自分の3倍はあるんでね?ってくらいのでかさの扉をくぐった。
すると待っていたのはお姫様とその部下たちだった。
********☆
…これがここまで至った経緯です。
ちなみに皆様自分を見るやいなや息を飲み、目を見開きはじめやがりました。
そこまで変か、コノヤロー。
そしてそろそろみなさんの双眼はもしや固定されてるのではないか、と思いはじめたころにお姫様が口を開いた。
「…私はこのトゥインバル国の第三王女、エリザ・ルル・トゥインバルだ。
さっそくだがナルミとやら、お前の能力とは一体どんな物なのか見せてはくれないか?
噂ではカームルを粉砕するとも魔物を呼び出すとも聞いているが。」
周りはお姫様の発言を聞いてざわめきはじめた。つか、爺的な人になんか言われてるし。
あ、爺が渋々よけてった。
きっと言いくるめられたんだろう。
「で、やってみてはくれないか?」
優雅な振る舞いで再度きいてきた。
しっかし美人なお姫様だねぇ。
ピンクのツインテールに真っ赤なドレス、気が強そうだが気品のある顔立ち。
喋り方もさっきのラルムとかとはちがい、嫌な気にはならない。
ただ背中の真っ黒い羽がとっても気になるが…
やっぱしこの国って、魔族の国とかで人間は発見され次第首チョンパなんてないよね…?
というか人間いるのかな…
「…駄目か?」
うぉっ!
泣きそな顔するな!
姫様泣かしたらどうなるかわかったもんでない。
人間魔族関わらず、その場で即座に絞首刑の可能性も無きにしもあらず。
「まぁ、いいですよ。」
仕方がないのでそう答えた。
するとどうだ、光の速さで満開の笑み。
…嵌められた。
まぁとりあえず、やってみましょうか。
「じゃあ…、ななにか要望はないですか?」
?エリザサイド?
ここ、ウェンノル
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