4*まともな奴ほどバカを見る
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にちやほやされるのと同じ現象か。
よし、もっとちやほやされろ。
「ほれ、もう一発。」
そう言いながらもう一度エ○ーズをつくり…
ビシッ!
「うわぁーーーーー!!!!」
ラルム、絶叫。
そして崩れ落ちた。
やっぱり精神的にはきついのかね。
「どうした!」
ゼノアが現れた。
しかし自分は悪くない。
「さぁ?
ストレスたまってたんでない?」
「すと…、なんだそれは。」
あら、もしや横文字が通じないと。
「いえ、あの、その、あの。
ラ、ラルムがちょっと問題起こしただけです。」
「…またか、こいつは。」
やっぱりトラブルメーカーかい、こいつ。
つかシャールさん、怯えた目でこっちみないでください。
ほかの兵士さんも、基本自分は優しいはずです。
「…ハァ。
とりあえずナルミ、これから着替えて、そして姫様に会ってもらうことになった。」
…ハ?
ナゼニ?
「なんで?
いつの間にそんな話しになったんよ。」
「いや…君の事があのお転婆姫に知られてしまってな。
ぜひみて見てみたいと言っていて、王族の命令だから無視もできなく…すまん。」
いや、謝られても…
つか臣下がお転婆って言っていいのか?てか会ってみたいでなく見てみたいかよ。
自分は上野のパンダか。
まぁいいや、とりあえず着替えね。
「とりあえず、自分も着替えたいからどっか着替えれるとこに案内して。」
「ああ、だがまずは着替えを取りにいかねばな。
私のを貸しておこう。」
そっか、いまの自分はぱっと見なんももってないもんね。
「いや、実は自分、これでも荷物とかももってるから。
そこは大丈夫なはずだよ。
もちろんお姫様に会うのだから一張羅を着て行くしね。」
え?
一張羅ってなにかって?
男子高校生の一張羅ったら詰め襟でしょ。
「…どこに持っているんだ?」
…まぁ、普通そうだよね。
百聞は一見にしかず。
一回みしたほが早い。
「実は…よいしょ。
ほらここに。」
そういいながら自分は我が高校の制服を取り出した。寝巻のズボンのポケットからずるりと。
「…ホントに君は何者なんだか。」
「自分でもよくわかんね。」
そんなことを話しながら着替えるための部屋についた。途中、すれ違う兵士やらメイドやらみたいな方々にめっちゃ注目された気もするが気にしない。
そしてなにより…
メイドさん数人にネコミミやらそれに類似するものが着いていた気もするが、気のせい木の精気にしない。
兵士も角やコウモリの翼的なのがついてる気もするが、気のせい木の精気にしない。
ゼノア隊長の微笑みの隙間から凶悪な牙が見えて、爪が長くてナイフ並
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