暁 〜小説投稿サイト〜
なりたくないけどチートな勇者
4*まともな奴ほどバカを見る
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なら全員ずぶ濡れだろうに。

つーわけでなんか驚かしてやろう。
暴力は嫌いだから精神的にくるものを。さて、何がいいか…

「うっせーよシャール。どうせなんもできねーカスになに言おうが問題ねぇよ。
そもそも話してる時の顔がキメェ。」

…決定。
君には小林○美と同じ道を歩んで貰おう。

出来るかわからんが。

人の渾身の笑顔けなしやがって。

つーわけで念じてみたら…

うん出た。
これはなんかGSPの力の固まりっぽくて、レーザーとかと同じノリで出せるらしい。
馬車が薄暗いし自分の影で隠れて周りには見えないらしいが。

まぁ、そうゆうふうなとこに自分がだしたんだけどね。

「つーかそもそもてめーみた「うるさい。」


これ以上話しを聞きたくなかったので話の腰を真っ二つにへし折るタイミングでけしかけてみた。

「とわっ!」

すると、ラルム様はいきなりでてきたヘビともカメともトカゲともわからないような予想外の怪生物に襲い掛かられて、驚いているご様子。

そう、自分が出したのは“エ○ーズ“というスタ○ドである。ちなみにACT1。

それが眼前に迫ってきたので、奴は予想以上に慌てふためいている。

ザマァ。

そして…

バキッ!

驚いてる間にパンチを一発。

バキッ!ビシッ!ドギャア!

さらに三発、全部顔面にくらわしてエ○ーズを引っ込めた。
つか消した。

「っ、くっそ!
なんだ!今の!」

「だ、大丈夫?」

「あぁ、痛くなかった、が、なんだあの魔物は!
俺様にいきなり襲い掛かりやがって!」

そう、エ○ーズに攻撃力はない。
ないが、別の恐怖がまっている。

おっ、馬車が止まった。
お城についたのかな?
…まぁいいや、これからがおもしろいとこだし♪

そう思ってるとラルムは自分に向かって…

「テメェ、あいつはなんだ!」

とか叫んできた。
だから素直に答えたよ。
全力の笑顔で。

「大丈夫大丈夫、音だけだから。」

そう、音だけ…ね。

「ラルム!」
「ウルセェ!
俺はいまこいつと…」

「顔に何か、変な記号みたいなのが!」

「はっ!
記号がなんだ!俺はいまっ…がぁ!」

ラルムは、話してる途中でいきなり、それも尋常じゃないほど苦しみだした。
そして耳を押さえながらのたうってる。

そう、これがこのエ○ーズの本当の攻撃。
何回も何回も書いてある文字と同じ音を反芻させる能力。

つか文字は通じないんだったね。

「なっ、なんだ!耳鳴りがっ!」

「ラルム!どうしたのっ!」

「大丈夫かっ!」

おお、よかったなラルムとやら。
あれか、骨折したらクラスメート
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