1*神様に出会った日
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了、じゃあ旅立とう。」
はぁ、もうつかれたよ。
つかなぜに自分さ。
「いたから。」
……ハィ?
「誰でもよかったんよ、実際。」
…ぜってーいつか潰す!!!
「つーわけで出発!」
うぁ、なんかでた、なんか黒い膜的な円形のものがフローリングの上に生えてきた。
「のったらいけるから、その異世界とやらに。」
とやらって…
つか
「おまえは行かないのかよ。」
奴は窓から飛び立とうとしている。
「うん、めんどい。
ていうかやっぱし異世界に召喚ったら一人だけってのがお約束でしょ。」
いや、誰とのよ。
少なくとも自分はそんな約束はした覚えは無い。
つか別世界に一人旅っていうのもなにかいろいろと問題が……
「ぐだぐだ言わずにとっとといく!」
とかなんとかいいながら自称・神はドロップキックを横っ腹に旅立ちの餞別としてくれました。
限りなくイラネ!
だけど文句を言う前に自分は穴に落ちていった。
同時に意識もゆっくり無くなった。
…あの黒いの、穴だったんだ。
穴なら乗れないじゃん…。
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