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混沌の魔術師と天空の巫女 R-18
クリスマスイヴ
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マグノリア、季節は冬







フェアリーヒルズにて・・・

「お、来たか。」

「お待たせ、お兄ちゃん。」

ウェンディが来た。
水色のコートに青のスカートの格好だった。可愛いぞ、ウェンディ。

「じゃ、行くか。」

「う、うん・・・////////」

俺は手を差し伸べ、ウェンディは俺の手を握った。

「俺とお前だけのクリスマスのデートへな!」

そう、今日はクリスマスイヴ。それを兼ねて、デートをするのだ。2人きりのな!


あ、そうそう。シャルルとミントはギルドの方へ行っているからいないぜ!





































マグノリアにて・・・

「へぇ・・・こんなイルミネーションがあるんだな。」

「すごいね!!」

マグノリアの街にはクリスマスをイメージしたイルミネーションがあった。
さらにクリスマスツリーなどもあった。

「結構人が来てるな・・・離れないようにな?」

「う、うん・・・。」

俺はウェンディの手を握っている手の力を強くした。

「痛い?」

「ううん。大丈夫。」

「そっか。」

俺達は歩き出した。

「おや?あれって・・・」

「エルザさん?」

俺達はエルザさんを発見した。ある店に入って行った。

「あ。あの店ってケーキ屋だ。」

「あのケーキ屋さんの人の?」

「ああ。そうみたいだ。」

ウェンディが言った、『あのケーキ屋さんの人』とは、妖精の尻尾(フェアリーテイル)に入ってすぐの事、
ダフネって人がナツさんの魔力を利用し、ドラゴノイドでマグノリアを暴れて時に、
ドラゴノイドの攻撃に巻き込まれ、俺地ウェンディ、ミントとシャルルの為に
エルザさんがケーキを頼んで作って、ドラゴノイドからそのケーキを守ったあの人の事である。

「きっと明日ギルドでやるクリスマス会のケーキを買ってるか・・・
 自分用のケーキを買いに来たかのどっちかかもな。」

「そうかもね。」

「あ。行こう。」

「行かなくていいの?」

「今日はお前とデートだ。他の人はできるだけ無視だ。」

「そ、そう・・・。」

俺達は再び歩き出した。


































「あ!」

「どうした?」

「そろそろ雪が降るよ!」

「本当か!!」

ウェンディは空気の流れが読めるからな。こりゃあ絶対に降るな。

「見て!!」

「お。」

本当に雪が降
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