クリスマスイヴ
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マグノリア、季節は冬
フェアリーヒルズにて・・・
「お、来たか。」
「お待たせ、お兄ちゃん。」
ウェンディが来た。
水色のコートに青のスカートの格好だった。可愛いぞ、ウェンディ。
「じゃ、行くか。」
「う、うん・・・////////」
俺は手を差し伸べ、ウェンディは俺の手を握った。
「俺とお前だけのクリスマスのデートへな!」
そう、今日はクリスマスイヴ。それを兼ねて、デートをするのだ。2人きりのな!
あ、そうそう。シャルルとミントはギルドの方へ行っているからいないぜ!
マグノリアにて・・・
「へぇ・・・こんなイルミネーションがあるんだな。」
「すごいね!!」
マグノリアの街にはクリスマスをイメージしたイルミネーションがあった。
さらにクリスマスツリーなどもあった。
「結構人が来てるな・・・離れないようにな?」
「う、うん・・・。」
俺はウェンディの手を握っている手の力を強くした。
「痛い?」
「ううん。大丈夫。」
「そっか。」
俺達は歩き出した。
「おや?あれって・・・」
「エルザさん?」
俺達はエルザさんを発見した。ある店に入って行った。
「あ。あの店ってケーキ屋だ。」
「あのケーキ屋さんの人の?」
「ああ。そうみたいだ。」
ウェンディが言った、『あのケーキ屋さんの人』とは、妖精の尻尾に入ってすぐの事、
ダフネって人がナツさんの魔力を利用し、ドラゴノイドでマグノリアを暴れて時に、
ドラゴノイドの攻撃に巻き込まれ、俺地ウェンディ、ミントとシャルルの為に
エルザさんがケーキを頼んで作って、ドラゴノイドからそのケーキを守ったあの人の事である。
「きっと明日ギルドでやるクリスマス会のケーキを買ってるか・・・
自分用のケーキを買いに来たかのどっちかかもな。」
「そうかもね。」
「あ。行こう。」
「行かなくていいの?」
「今日はお前とデートだ。他の人はできるだけ無視だ。」
「そ、そう・・・。」
俺達は再び歩き出した。
「あ!」
「どうした?」
「そろそろ雪が降るよ!」
「本当か!!」
ウェンディは空気の流れが読めるからな。こりゃあ絶対に降るな。
「見て!!」
「お。」
本当に雪が降
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