蹴散らせ!歴代最強霊奈の力!
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毛玉や妖精達の大半は吸い込まれて行き、そのまま閃輝と共に前進してしまうが、あまりの強風に目を回して意識を失ってしまうか、そのまま消えていくかのどちらかだった。それを見届けた霊奈は左腕に力を込めて胸の前に置いた
「さぁてと、こっちも終わらせましょうか?」
その言葉に霊夢も反応して、霊奈の隣に陣取り右腕に力を込めて胸の前に置いた、霊奈は霊夢と視線を合わせた
「行くわよ霊夢」
「うん!」
「「博麗式戦闘体術!天地夢想爆符!!」」
二人は胸の前に置いていた腕を思いっきり振り抜いた。その腕はなんと本来は捉える事が出来る筈が無い空間を捉えたのだ。闇夜と魔理沙は驚いたが、あの親子なら出来て当然かっと妙に納得してしまった。そして空間はバキバキと凄まじい音を立てながら割れて行き、そして大爆発を起こした。その爆発は霊奈達を囲っていた妖精を一瞬で消し去り、爆発が晴れるとそこには霊奈達、4人の姿しかなかった。
魔理沙はあまりの威力に呆れていた
「本当あれが体術なのかよ・・・可笑しい程の破壊力だぜ・・・」
「それには同感だ・・・博麗の巫女ってのは何でもありなのか?」
「さぁ行くわよ皆」
霊奈は周りに敵がいない事を確認すると霊夢と共に先に進んだ。闇夜達は呆れながらもそれに続いた
―――――――――――――――――――――???――――――――――――――――――――――――
「な、なんだこれ・・・」
到着した閃輝は目の前に光景にただただ驚いていた。目の前には巨大な繭の様な物があり、それが大地に根を降ろしているようにも見える。その繭の周囲の大地の色は無くなっており、白い岩と茶色の岩石の様になっていた。草も木も、全てが
「おいおい・・・成長が止まっている?・・・いやこれは成長はしてるけど・・・寧ろ逆成長している!?どう言うこった・・・」
「ギャァァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!」
「うおっ!?」
その時、その繭の上からまるで化け物の咆哮が響いた。閃輝は思わず耳を塞いでしまった
「んだぁこりゃ・・・!!!」
轟音に耐えながら上を向くとそこには体が細い女性の様な物が立っていた。嫌浮いていたと言うべきだろう
「マホウセンシ・・・キリサメセンキ・・・」
「俺の事は知ってるみたいだな、おい。だったらこいつをさっさと消せってそんな事を聞き入れてくれないか」
閃輝はその女が周りにおよそ全長8メートル程の化け物が5体程が突然出現し、こちらに敵意を向けている
のに気付く。閃輝は肩を竦めて剣を握った
「ったくしょうがないな。行くぞ!!」
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