暁 〜小説投稿サイト〜
チートな転生者の奏でる『俺の転生物語』原作どこいった!?
『管理局との邂逅』
[5/17]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


そんな俺をなのはが不思議そうに見る。

「なぁ なのは……」

「なぁに?」

「実はな、近い内に士郎さん達に魔法の事を話そうかなと思っているんだ」

流石に隠し続けるのも限界があるし。

何よりもあの人達異様にカンが良いというか……なんというか。

「え?」

「なのはは気付いていないかもしれないがお前が真夜中に抜け出しているのはバレてるぞ」

「本当なの!?」

「何回か聞かれた事もあるしな」

「そうなの?」

「あぁ 上手くごまかしてはいるがバレるのも時間の問題だろうな」

なんとかごまかしてはいるけどなんとなく気づいているのは間違い無いだろうな。

「…………」

「まぁ……その時は俺もちゃんと説明するから心配するな」

「うん!」

「とりあえず今夜も騒がしくなりそうだな」


そして時間は夜へと飛ぶ。

真夜中の海鳴臨海公園にて、

「チィ! 生意気にバリアーなんて張るのかい!?」

アルフは舌打ちをしながら声を荒げて悪態をつき。

「クッ!」

フェイトは応戦しつつも苦し気な声を出す。

結界の張られた空間にてジュエルシードを宿した木の化け物と戦っているフェイト達の姿があった。

「フェイト! 危ない!!」

ー襲ー

フェイトに突然木の枝が襲い掛かる。

「キャッ!!」

突然の予期せぬ奇襲によりフェイトに衝撃が……、

ー斬ー

「間一髪ってやつかな?」

伝わる事はなく突如現れた零の持つ双剣によって枝は全て切り裂かれていた。

「アンタ……」

アルフが何かを言おうとするが、

「話しは後だ……」

俺はすぐさま紅い槍を創り、

槍を振るい迫り来る枝や砂利などを払い落とす。

「とりあえず あの うっとうしいバリアーは俺が壊すからお前達はそのあとアレを仕留めろ」

零が二人に指示をだすが、

「う〜ん アレ相手じゃアタシは火力不足だね」

アルフが困ったように言ったその時!

「お兄ちゃん速いの〜!」

タイミングよくなのはが現れる。

「よし! とりあえずアレは俺が抑えるからお前達でトドメを頼む!」

俺の指示に一瞬お互いの顔を見る二人だが、

「はいなの!」

「うん」

素直に従う二人、

うん 素直でよろしい。

「『破魔の紅薔薇』(ゲイジャルグ)!!」

俺は構えた槍の真名を解放し、

ー投ー

「突き破れ!」

渾身の力で投擲する。

投擲されたソレは敵の張る硬いバリアを、

ー粉砕ー

パリンッ! という薄いガラスでも割るような音をたてていともたやすく貫く。

「ウソだろ!? あんな硬いバリ
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ