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チートな転生者の奏でる『俺の転生物語』原作どこいった!?
『管理局との邂逅』
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が!?」
身体が治療された事に驚くクロノ。
「一瞬で治療されたですって!?」
ほんの一瞬でクロノの身体が完全治癒された事に驚愕するリンディ。
「帰るぞなのは」
「わかったの」
俺はなのはを抱え転移しようとするが、
ー捕・縛・結・界ー
「これは何の真似だ?」
それは突如張り巡らされた結界によって阻まれた。
「危険分子を野放しにするわけにはいきません!」
「か 艦長!?」
予期せぬ母親の突然の行動に狼狽えるクロノ。
どういう事だ? 彼女は計算高い性格をしてはいるが少なくとも突然こんな行動をとるような人間ではなかったはずだ?
突然の事に戸惑いつつも『右腕』を使い結界を破壊する。
「何をしているのですクロノ執務官! 速く彼女達を捕らえなさい!」
「し しかし!」
豹変した母親の指示に狼狽えるクロノ。
「あ〜確かクロノとか言ったな?」
「あぁ そうだ」
本来ならばあり得ない状況に困惑しつつも彼の名を呼ぶ。
いや ホントどうなってんの?
「君の母親はこんな性格をしているのか?」
「い いや 違う! かあさ……艦長は普通ならこんな事は……」
言い淀む彼の言葉から思い当たるふしがある事がわかる。
「心当たりがあるんだな?」
「今更だが艦長になった時から少しだけ違和感があった気がする……」
彼は苦々しげに語る。
「クロノ執務官!」
行動を起こさないクロノにイラついたのか声を荒げる彼女。
「精神操作系か? いや……」
まさかとは思いたいが何かの精神操作系が掛かっているとしたら俺よりも千歳を呼んだ方がいいかもな。
とりあえず一度解析してみるか。
その瞬間眼が通常のものから魔眼へと変わる。
ー解析ー
ん? 何だ? 彼女の頭部に何か変な術式が……ん? さらに手に持っているデバイスからラインが繋がっている?
これは……デバイスを媒介に魔法を使う度に術式が自動で魔力回路を伝い精神に影響を及ぼす仕組みか……。
しかも一定条件を満たした時のみ発動するタイプか。
まるでウイルス……いやよくよく考えればコイツらの使う魔法は俺が使う精霊魔法や真の魔法とは違い神秘性が薄くどちらかと言えば科学方面寄りだったよな?
人間の脳も生きたパソコンみたいなものだしさながら精神に寄生するコンピュータウイルスと言ったところか。
「なるほどな……」
解析を終え呟く。
一度千歳を喚びたいところだがこの程度なら術式情報をコピーして今持ってる記録媒体に写せばいいか。
その後に術式の解除か破壊なりすればいいな。
「単刀直入に言う 君の母親精神操作系統の魔法を受けてい
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