暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
EpisodeT:
Te Ratio Ducat,Non Fortuna
Epic1-Aたとえ再び君たちに逢えるのだとしても〜Wheel of FortunE〜
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2:無給のアルバイト。
3:アリサちゃんかすずかちゃんに借金。
もし3を私たちが提案したら、確実にお父さんとお母さんに怒られる。レーゼフェアさんだってきっとそんなことを子供に言われたら、怒ることはなくてもショックだと思う。2だけど、レーゼフェアさんが店員をしても問題は・・・あ、お客さんの注文したケーキとか運ぶ途中でつまみ食いしちゃうかも。うん。かなり失礼な考えだけど。なんかレーゼフェアさんがそうしちゃう画が想像できちゃう。
「・・・・あ、今から知り合いが来ることになったから、ソイツに払わせるよ」
え? なんで判ったんだろ。今の言い方だと、連絡した後みたいになる。でもレーゼフェアさんがやったことと言えば、ちょっとの間黙っただけ。だから私たちは「え・・・?」首を傾げることに。そんな不思議が気になった私がレーゼフェアさんに声を掛けようとした時、
「おい、レーゼフェア。俺を財布係にするとはいい度胸だよな」
「お、来た来た。シュヴァリエル。お金持ってきてくれた?」
入口の方を見ると、綺麗な青い髪をツンツン立てた男の人、シュヴァリエルさん?が「ウチの連れが迷惑をかけたようで」ってレジのところにまで来て支払いの値段を見た瞬間、レーゼフェアさんの頭に拳骨を一発。
「いっっった〜〜〜〜」
「馬鹿かお前。2万とか食い過ぎだよ」
支払いを済ませたシュヴァリエルさんが「ほら、用事は済んだから帰るぞ」ってレーゼフェアさんの襟首を掴んで引っ張って行った。その途中、「ごちそうさまでした〜♪」レーゼフェアさんは笑顔で手を振ってくれたから、苦笑いで手を振り返す。
「なんて言うか、嵐みたいな人だったわねレーゼフェアって」
「あはは。でも、どうしてシュヴァリエルさんが来ることが判ったんだろ・・・?」
「うん。それに、シュヴァリエルさんが翠屋に着く時間も早かったね・・・」
今日は本当に不思議な体験をしたかも。アリサちゃんとすずかちゃんが帰った後も、どうしてかレーゼフェアさんの事ばかり考えちゃうよ。
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