第二幕その六
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戻ってしまったのだった。
「くそっ、しまった!」
「よし、これでいい」
ローゲは早速そのアルベリッヒを完全に縛り上げてしまった。自分で出した炎の縄で。
「後は山の頂上に戻りましょう」
「うむ」
ヴォータンはローゲの言葉に頷く。そうしてそのうえで二人で山に戻るのだった。
山に戻るとローゲはすぐに。縛ってあるアルベリッヒに対して言うのだった。
「さあ、ここだ」
「ここは確か」
「そうだ。御前が何時か手に入れようと言ったその世界だ」
上にはあの城が見える。それも指し示しながらアルベリッヒに言うのだった。
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