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不可能男との約束
留まる美しさ
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していない貧乳とか中乳じゃ駄目ってこと? つまり、それって至高の巨乳は全部神社に集まるってこと!? エクセレント! 乳は神の元に集まるのね……!?』

『うわっほーーい! くっそぅ……どうして、俺は全国神社巫女乳査定があるという噂を親友から聞いていなかったんだ……だったら、その査定のアルバイトで俺自身が揉んでいたのに!』

『ね、根も葉もない馬鹿話をしないでください! 信じる人間が出たらどうするんですか!?』

そこで、思わず、場にいる全員で周りを見回す。
ここで、本来ならシュウ君やナルゼ辺りが乱入してくるのが、大体の流れなのだが、二人ともここにはいないので調子が狂ってしまう。

『いても、いなくても迷惑をかけるの連中だな……拙僧、思わず嘆きたくなってきたぞ』

『あんまり、知りたくない事実を知っちゃったね……』

全員で思わず俯きそうになるが、耐えなくてはいけない。
耐えなければ現実は生きていけないのである。悲しい事実である。

「いえ。シュウさんが輸送艦に行って、流石に熱田神社として、神様の様子を知りたくて、藁に縋る思いで、立ち寄らせてもらったんです」

成程と思う。
そういえば、あの副長も剣神などという大層な存在だから、熱田神社側からしたら、いないのはかなり問題なのだろう。
普段、自由人過ぎて、法からもある意味で束縛を受けていないので忘れていた。
あれでも、現人神みたいな存在なのである。

「残念だが、こっちも連絡を取れない───個人的な考えを述べるなら、あの馬鹿は海に捨ててきても、一日くらいで無事に戻ってきそうな馬鹿だから問題ないとは思うが」

「やだ、シロ君! 素直すぎて素敵……!」

「金以外でも狂うんですか……」

非常に不名誉なことを呟かれた気がするが無視する。
ともあれ、お話はそうなるとこれで終了となるが、問題が何も起きないことを祈りたいという思考が生まれる前に耳にくすくすと笑う声が聞こえる。
目の前の少女が心底愉快と笑っているのである。

「……あ、失礼。つい……シュウさんが言ってた通りな人達だなぁと思いまして……」

悪い意味で笑っているわけではない、という事は、まぁ、いい事かなと思い

「ええと……確か、貴方達は……お金の亡者商人であるシロジロさんとハイディさんですよね?」

「何て失礼な乳剣神……!」

一瞬にしてその思いが吹っ飛ばされた事で、素直な自分の叫びが吐き出される。

「ククク、その例で行くと私とかはどうなるのかしら?」

「確か……乳ブラコンとか言ってましたよ?」

「……ふっ。何それ? まるで、ブラと結婚しそうな名前……私、まさかブラと結婚するの!? ねぇ、浅間! ブラと結婚するだなんてそんなの私達には縁がないわよね! 何せ、
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