留まる美しさ
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せてもらったいます。神納・留美と申します」
いきなりの来訪に、とりあえず、お茶でもと思い、ばたばとと色々、用意をして動き回り、そこをハイディは浅間に小声で問いかける。
「シュウ君の所の巫女さんって話だけど……アサマチは知らなかったの?」
「いやー……実は、昔からの幼馴染ですけど、あんまりシュウ君、熱田神社について語りませんし……知っているのはシュウ君のお父さんとお母さんと妹さんだけですからねー……」
「えっ。あのヤンキーに妹いたの……?」
それってかなり性格が歪んでいるか、菩薩のような心を持っている妹なのではないのだろうかという考えをアイコンタクトで送るとうーーん、と考える仕種をアサマチはしながら
「……というか、シュウ君がヤンキーになったのは武蔵に来てからですから、妹……ミヤちゃんは変になっていないとは思いますよ……多分」
最後は断言しないのか、と皆で半目で睨みながら、ふーーん、と頷く。
妹ねー……
そういえば、彼の過去については全く知らない組の人間であった。
武蔵はそういう人間が集まる場だから、過去については話そうとしないなら、気にしないという不文律みたいなものが生み出されている。
だから、そういう意味ならばおかしくないか、と思う。それに、今の話を聞いてみたところ、どうやら今は全然会わずに、話もしていないみたいである。
考えているところから、それは読み取れる。
だから、余り考えないようにしようと思う。考えすぎたら、変な路線に行ってしまいそうだから。
「それで? 要件の方は?」
そして、今、ようやくお茶用意を終えて、シロ君と留美さんでいいかな? 二人の話し合いの場が作られた。
シロ君が聞くのは、この中で、そういったのを出来るのがシロ君だけしかいなくて、トーリ君は論外なので、仕方がない。
今は邪魔にならないように縛って、その辺をウルキアガ君が転がしてくれている。時折、ぐわーとかいう叫びが聞こえてくるが無視である。
そして、改めて相手の方を見る。
はっきり言って外見は凄い整っている。髪型は長髪をポニーテールに纏め上げており、顔立ちは整っている。そして、話し方からか、雰囲気のせいでか、物凄いお姉さんというか年上みたいな感じがしており、喜美ちゃんとは違う意味での年上っぽい雰囲気である。
そして何よりも
大きいねー!
胸のことである。
別に、アデーレや正純みたいに現実逃避するほど絶望していないし、素直に思う。
アサマチと同じか、ちょっと小っちゃいかなと思うレベルである。背丈の方は、普通レベルなので、尚のこと目立つ。
『神社の巫女査定にオパーイ査定とかあるんじゃないかな?』
『フフ、それって、つまり、巫女になるには巨乳検査があって、条件を満た
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