ドン 宣誓 伊達男!!
[3/4]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
さにこのことやね。 ええもん見せてもらったわ。
ミホークさんも満足して帰って行きました。
で、あのクリークさん、なかなか鬱陶しい人ですね。 ちょっと潰しましょうか……。 なに? ルフィがぶっ殺すって? そうかね。 弟の活躍は、姉として取るわけには行くまいよ。
じゃぁ、おねえちゃんはあの盾男でダメ男とか言ってるパールさんにします。 ん? 伊達男? どこにいるんですか?
「じゃ、とりあえずそこのダメ男さん。 ちょっくらぶっ殺しますから、おとなしくしていてくださいね」
拳を硬く握り締めパールさんに近づく。
「伊・達・男だ!!! オホンッ、鉄壁、鉄壁。 そんな細腕で、このいぶし銀で伊達男、パールさんの鉄壁を打ち破れると? それはやめた方がいいですなお嬢さん。 私の鉄壁は軍船の砲弾すら防ぎますよ」
余裕の表情で待ち受けるパールさん。 ただの鉄の板に守られているだけっていうのにすごい自信だ。
「鉄壁を打ち破れるか、ですか? はい、1発で仕留めます。 というより、鉄程度で誇られても困りますよ……」
相手は完全に油断して、私が距離を詰めてもなにもしてこない。 海軍本部中将を舐めてないですかね?
「鉄腕……【拳骨乱舞】」
パールさんの盾の中心に拳を叩き込む。 パールさんは避ける素振りも見せない。
ドッ!! っと鈍い音が一度響く。
本当に避けようともしなかった。 こっちとしては、技を何の抵抗もなくたたき込めたので万々歳であるが……。 もうすることはなくなったので、店側に戻る。 何が起きたのか、従業員側も海賊連中も一切分かっていない様子。 ルフィはこの技を知っているので、何やらニヤリとこちらに笑顔を向けてきた。 なるほど、あれをやろうというわけだ。
店側に戻り、ルフィと頷き合う、
「なぁ、何がどうなってるんだ?」
マユジ君が問いかけてくる。 あぁ、それはね?
「じゃ、ルフィ分かってるわね?」
「へへッ! 当たり前だろ」
「「そうそう、その打撃、跳ねるぜ」」
ルフィと示し合わせたかのように、クルリとパールさんを振り返りながら、なぜかこの場に居る全員に聞こえる声で決め台詞。
ドドドドドドドドドドドドドドドドド!!!!!!!!!!!!!!!!
決め台詞を言い切ると同時に、地鳴りの様な鈍い音が連続して響き渡たる。
ベコッ!!! と言う効果音と共にパールさんの盾が内側から拳の形で押し広げられていく。 それも無数に、前後関係なくである。 ついで、パールさんのご自慢の盾が、耐え切れなくなったかのように弾け飛び、パールさん自身も吹っ飛ぶ。 そのまま、海に落ちていくパール
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ