原作前に小学校に入ろう
ついついキャラが崩壊した
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じゃなかった。部屋の隅で体育座りしてなんかぶつぶつ言ってるし。
「うぅ・・・可愛かったのに・・・可愛かったからナデナデしようとしただけなのに・・・」
わー、なんか欝ってるー。
「で、美愛が「おにぃなら大丈夫!」って言って呼びに行って、今に至るのよ」
あー、そういえば美愛って動物から異様に嫌われるんだよな〜。
「で、僕になんとかしろ、と。はあ・・・お腹もすいたし、はじめるか」
僕は自分で完結し、ドラゴンに近づいていく。
「きゅ、きゅく〜?」てく・・・てく
ドラゴンは最初は机の下に隠れれていたのだが、僕が二、三メートル離れたところでプルプル震えていたのだが、少しするとちょっとずつ近づいてきた。
「おお!すごいじゃん、陽龍!」
「きゅ!?きゅぅー!」
ドラゴンは慎吾の声に驚き、一気に僕に向かって走ってくる。
「うきゅ〜」
「おお・・・驚くべき動きで頭までよじ登ったと思ったら肩の上に乗っかってのほほ〜んとしてる!すごい!」
うん、説明ゼリフ乙。
「おにぃばっか、ずるい・・・」
「そうだよ・・・なんで陽龍くんばっか・・・ぐすっ」
「美愛はともかく、すずかはたぶん大丈夫だよ。・・・きっと」
「うわーん!あげて落とされた気分だよー!アリサちゃーん・・・!」
「はいはい」
な、なんだか少しずつカオスになってってるなぁ・・・。
「あ、そういえば美愛。今の時間とバスの時間は?」
「今は七時十五分で、バスの時間も十五分」
・・・。
『間に合わない!?』
ってかなんで誰も気がつかない!
「全員急いで飯たべろ!やばいぞ!アリサは先に鮫島さんに荷物を届けてもらうよう言ってくれ」
「了解したわ!___もしもし、鮫島?」
よし、みんなの荷物はよし、制服も乾燥機にかけておいたからオッケー。あとは・・・。
「美愛!」
「ほうひは、ほひぃ!」
「行儀が悪い!まあいい。いそいで運びますよ、二号くん!を出しといてくれ」
「ああ、あへはへ。んぐ、行ってきます!」
あとは・・・。
とりあえずこのドラゴンは学校に持ってくか。
「おにぃ、準備完了だよ!」
「了解した!じゃあみんな、玄関に出てくれ!」
『イエッサー!』
さあ、ハプニングの一日が始まる予感だ!
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