原作前に小学校に入ろう
ついついキャラが崩壊した
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「しっかし、おにぃが新しいことを覚えて目が覚めた・・・か。おとーさんたち、喜ぶかな?あとで連絡しとこー」
私はそう呟いてなのはたちの待つリビングに向かう。
ガチャ
「おまたせ、みんなー」
私がそう言って中に入ると、代表的な感じでアリサが話しかけてきた。
「美愛、陽龍は大丈夫だった?」
「うん。ついさっき目を覚まして、疲れたからもう一回寝るって」
「もう一回?大丈夫なのか、美愛」
今度は慎吾が聞いてくる。
「うん。ユメを見るのは最初の一回だけだから。そのあとに見るのは普通の夢」
そう言うと安心したのか、ホッと息を吐いた。
「あ、あとおにぃからの伝言で、ご飯は冷蔵庫に昨日の残りがあるから、それを食べてくれーってさ」
「え?じゃあ陽龍くんのご飯はどうするの?」
「うーん・・・このままだと、適当に残り物?」
私がそう言うと、
『却下』
みんなに反対された。
「じゃあ、御釜《おかま》にご飯が炊いてあるから、それを使っておにぎりでもつくろっか」
『はーい』
さて、私のおにぎりでおにぃのハートをぶち抜くぜ♪
そしてそれから数十分後。
「おにぃ、朝だよ!起きて!急げ、マジ急げッ!」
いきなり美愛がハイテンションだった。
「んー・・・うるさいよ、美愛ぁ・・・」
「寝ぼけてる場合じゃないよ、おにぃ!早くリビングにダッシュ!」
「・・・とてつもなく嫌な予感・・・だがとりあえず了解。すぐ行くからリビングで待っててくれ」
「りょーかい!待ってるぞ!」
そう言って美愛はダッシュでリビングに走っていった。
そしてリビング。
僕はできるだけ急いでリビングに向かい、中に入った。
「みんな、おまた・・・せ?」
リビングの中は、どこから持ってきたのか不明なふしぎ生物がいた。
・・・ゑ?ナニコレ?
「陽龍くん!助けてなのー!」
いきなりなのはに助けを求められた。
一体どうしろと?
「陽龍か!いや、美愛がおにぎりを作ったら、いつの間にかコイツが!」
「なっ!美愛に料理・・・だと!?一体なにさせとんじゃゴルァァァァァアアアア!」
ついついキャラが崩壊した。
「きゃっ!ちょっと陽龍、慎吾と遊んでないでこの生物なんとかしなさいよ!」
いや、なんとかしろって言われても、これって・・・
「普通に可愛くないか?」
ふしぎ生物の容姿は・・・ってか、めっちゃ簡単に言っちゃうと、普通にちっちゃいドラゴンです。青色の。
「でも、可愛いからって近づいたすずかが・・・」
あれ?そういえばすずかがいない・・・。
「威嚇されてそこの隅っこで体育座りをしてるのよ!」
あ、本当に部屋のスミス・・・
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