アークステストは大変だ
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ーッヴィイイイイイイイイイン!!!!!!!!!ー
「うおおお!?!?!?」
それまで熟睡していた僕は耳をつんざく音に僕は目を覚ました。
なんだ・・・・・・ビジフォン(アークス研修生に渡される今で言うスマホのようなものだ)の目覚ましアラームか・・・・
「・・・・・む、もう朝か・・・」
眠たい目をこすりながらベッドから降りる。
すると、支給されたビジフォンからバイブ音が流れ出す。
どうやらメールが届いたみたいだ。
メールを開くと、入軍適正テストの規約とテストが行われる場所、時間が記載されていた。
ふむ、結論から言おう。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・遅刻、というやつだね☆
「・・・・・・・で、お前は病気の母親に手紙を書いていて遅れたのか?」
遅刻した僕が集合場所のドアを開ければ、ニューマンであるいかにも鬼教官といった顔つきのオジサン(仁王立ち☆)が立っていた。その後ろにはたくさんのアークス研修生が並んでいる。
「ハイ!!ビョウキノハハオヤガシンパイデ!!」
「そうか、そのお前の母親からビデオレターが届いている」
「・・・・・HA?」
「再生してやろう」
そう言って教官はビジフォンからビデオレターを再生した。
空中に映像が映し出されると・・・・・・・
『はぁ〜いバディオちゃ〜ん!!元気してるかしら!!ママは元気ハツラツだからね!!バディオちゃん、たっくさんお友達作って頑張るんだよ!!』
・・・・・・僕のお母さんはきっと僕を殺そうとしてるに違いない。
「・・・・・・・・・。」
「・・・・・・・・・。」
「すいませんでした教官っ!!」
「・・・・・・・・・・・。フン、まぁいい、お前の処罰はあとにする。時間がもったいない。そこに並べ、テストをはじめるぞー」
「・・・・はい・・・・・」
「諸君!!諸君らアークス研修生は、オラクルの安全と平和のため、日々精進し、自身に厳しくあらねばならない!!よって、生半可な気持ちでテストを受けてもらっては困る!!わかったな!!それではテストをはじめる!!」
「「「「「「「「「「はい!!!!」」」」」」」」」
「それではテストをはじめる。行うのはフォトンを扱うテストだ。全身のすみずみにまで力を行き渡らせるのをイメージし、それを一気に体の外へ放出する・・・・やってみろ。」
「はい!!試験番号1番、アリエス、行きます!!」
《ヒュンッ・・・・・》
・・・・なんだ?風がふくだけか?
《・・・・・・ッズバババババババババァァァァッ!!》
「うむ、見事な風のフォトンだ。合格。次!!」
〜そして三十分後〜
「試験番号345番、バディオ、行きます!」
体中の隅々にまで力を行き渡らせ
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