After days
fall
黄塵万丈
[6/6]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
なら……《絶対強者》に対する畏怖。
その力みのない歩みを止める術は無いと直感的に察した。
無意識に背中の《PGM・ウルティマラティオ・ヘカートU》に手が伸びるが、それも途中で停止した。――否、せざるを得なかった。
紅い外套のフードを目深に被り、顔は見えないが、はっきりとこちらを見ている。
無限にも思える時間、シノンは背中に仮想の汗を掻きながら呼吸すら止めていた。
どれくらい時間が流れただろうか。廃墟の摩天楼の間を乾いた風が吹いた。
紅マントは少し顔を上げこちらを見ると、微かに微笑してその場を去っていった。
―――Go to the next stage!
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ