第二章 A's編
第六十一話 『外伝9 はやての日常。そして忍び寄る不安』
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を応援するわ。
もしかしたら近しい人達が狙ってくるやもしれん。
特に年齢が近い美由希さんとか後はリンディ提督とかそれとセイバーさんとか。
だから今のうちに鈍感な士郎の心をゲットするいい機会や。
それになんやようわからんけど私の乙女の勘では近いうちに士郎に言い寄ってくる人が現れるかもしれないという予想が出ているんや》
《そ、そんな…!》
《だから、な…? それに士郎もシホちゃんと同じで幸せの探求をしているんやしそれを隣で支える人がいればよりいい結果が生まれると思うんや》
《は、はい…。頑張ります…》
それで思念通話を終了させる。
と、同時にひっそりと念話を士郎以外に流しておいた私はシグナム達を見る。
「主の思うがままに行動されたらどうでしょう…。リインフォースも頑張れ」
「なっ!? まさか、将! 聞いていたのか!?」
「鈍感だからな。ま、頑張れ…」
「ヴィータまで!?」
「私も応援しちゃいますよ、リインフォース」
「シャマル…」
念話が筒抜け状態だったことにうちひしがれるリインフォースの姿がそこにあった。
「ん? みんなどうしたんだ…?」
そこに一人未だに分かっていない鈍感が一人。
ザフィーラが士郎の肩に手を起き、
「ま、頑張ることだ…」
「ザフィーラ、なんの事だ…?」
「気にするな。お前もそのうち気づく。だから早く気づいてやれ…」
「何にだ。教えてくれてもいいだろう?」
「私からは何も言えん。この鈍感が…!」
「なんだ? 急に突き放されたぞ…?」
あはは…。ザフィーラも際どいところをついてくるな。
見ている身としては面白いな。
でも、リインフォースの気持ちが叶うとええな。
◆◇―――――――――◇◆
数日が経ち、今日はなのはちゃん達が遊びに来ています。
シホちゃんもあと少しでギプスが取れるというので早く動かしたいという感じである。
今日はヴィータ以外はみんなは管理局に用があって席を外しとる。
なのでちょうどいいのでリインフォースの気持ちをなのはちゃん達にも教えておこうと思う。
「―――って、ことがリインフォースの口から聞けてな」
「そうなんだ〜。気持ちが通じるといいね」
「なのは! あたしの髪をいじるな!」
「にゃははー♪」
なのはちゃんはヴィータの髪を弄りながらもそう答えている。
「士郎さん…リインフォースの気持ちに気づくといいね」
フェイトちゃんはマジメに答えてくれとる。
そしてとうの元同一人物の反応というと、
「うーん…士郎にね。同じ存在だったから複雑な気持ちだけど、でも士郎の幸せの探求が見つかるいい機会かもしれないわね」
と、概ね賛成意見やった。
それで思わず聞いてみた。
「シホちゃんはそう
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