SAO編
episode6 虚ろな風と再びの火種
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レベル上げスポットの対極に位置するようなダンジョンに。
……様々な武器。
(……ああ、そうか)
ここには。ここに出てくる「ビショップ」の連中が使うのは、エストック。珍しい武器だ。
(……いや、それとも)
ここは、短剣を使うMobがいない。短剣の、赤黒い輝きを、見ないで済む。
(……考えるのは、よそう)
ぐるぐると回転し始める…或いは、キリキリと痛みを放ち始める思考を、無理矢理に断ち切る。眠ってしまおう。そして、起きたらまた、あいつらを倒し続ければいい。何も考えずに。何も得ず、何も生み出さずに。 暗がりに戻りかけた、その瞬間。
「シドさん」
凛とした美しい声と、二人分の足音が、俺の耳に届いた。
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