第2章:おてんば姫とチャラ王の冒険
第18話:何時の間にやら武術の師匠………何で?
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も、結構良いんじゃね?って考えが巡って来ちゃって…
何だかんだ言っても、アリーナは可愛いんだよね!
クリフトが狙っていると思ってたから遠慮してきたけど、アイツってばゲイぽいじゃん!?
コレを切っ掛けに、俺の上での特訓も行っちゃおうかな?
そんな訳で、夕飯をたらふくご馳走になった後、中庭でアリーナのパンチラ鑑賞会を行っています。
お城のメイドのケーラちゃんと、この後約束があるからアリーナにはまだ手を出さないけど、良い感じでムラムラ来ちゃってるね!
リュカSIDE END
(サントハイム)
クリフトSIDE
昨晩は最悪な夜だった…
陛下のお声が戻り、大変喜ばしいハズであるのに…
疲労だけが蓄積されて行く。
事の発端は、陛下へのお目通りを断ったリュカさんが原因だ!
断る事自体不敬に値する事だってあるのに、断る理由が最悪だ。
『他人に畏まるのはイヤだから、僕は王様に会わないよ』って………何様だコイツは!?
それも陛下が居られる国王の間の前で、大声で言い出すから始末が悪い。
国王の間に居合わせた多数の家臣等も…勿論陛下ご自身も、このアホの台詞を聞いており、入室した我々を冷めた目で睨んでいた。
しかし、陛下のお声が戻られた事と、アリーナ様の『リュカが居たから、お父様の声を治す事が出来たのよ!』と言う必至の弁護により、取り敢えず水に流す方向で雰囲気も元に戻った。
リュカさんは優しいアリーナ様に感謝すべきだ!
だが、コレまでの事は序章にすぎなかった…
アリーナ様が必至で弁護する人物が気になった陛下は、お礼をする意味も込めて晩餐を共にしたいと仰った…
私もブライ様も『礼儀の“れ”の字も知らない男です! お止めになった方がよろしいかと…』と止めたのだが…
『よい! 余の恩人であり、娘の信頼する人物でもあり…そしてフレノールの事件を速やかに解決させた人物だ。些細な言動に目くじらを立てるつもりはない! 他の者もそれを心得よ!』
と、半ば強引に晩餐列席が確定してしまいました。
勿論、これまで行動を共にし、そしてこれからも共に旅立つ我らも列席を許されました。
本来なら、陛下やアリーナ様とご一緒出来るなんて光栄の極みであるのに、リュカさんも一緒という事で心から喜べない。
案の定、リュカさんの言動は私の胃を苦しめる。
目の前には各地を巡ってきた我々でも、お目にかかれない様な素晴らしいご馳走が並んでいるのに、全く食欲がわかない程彼の言動が私を苦しめる。
最初に陛下が『この度は余の声を取り戻す手伝いをしてくれて助かった。礼を言うぞ』と、礼節を守りリュカさんに感謝を述べる。
ここで普通の人間なら“いえ…微力で大した事も出来ませんでした故、恐縮であります
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