お友達の作り方
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引いたかと思うとすぐさま自分の上半身を右向きに半回転させ……強烈な右フックを放ってきた。
バニングスさんが繰り出す右フックは目で追えたので、反射的に俺は避ける事ができた、しかし……一般の小学生にあれを回避しろと言われても無理な話だろう。
後、藤田に繰り出したパンチよりも俺に対して放った一撃の方が威力が数段上がっていたように感じたのは気のせいだと思いたい……。
「……あ、あはは……そ、それじゃあ、俺はもう自分の席に行くよ…」
「(……)」
一連の流れを見るに、バニングスさん何かしらの武術習ってるな……体の重心が安定してたし、かなり鋭い一撃だった……。
あれ? アリサ・バニングスって原作で武術なんて習ってたっけ? まぁいっか……。
それよりも問題なのは、さっきバニングスが俺にだけ聞こえる小言で言った一言が問題だ
『休憩時間になったら、覚悟しておきなさいよ……』
俺は自分の席について、天井を見上げてポツリと呟いた。
「……どうしよう」
誰か・・・助けてくださいと心の中で祈った俺であった。
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