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武で語るがよい!
お友達の作り方
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ってしまったのである。
そして、さらに問題なのはそのドアが『ガァララ!!』という効果音の元、誰かが教室に入って来てしまったのである。

「アンタ! 達少しはs(スパァン!)」

俺の打ったボールは何かを訴えようとしたバニングスさんの顔面に"スパァン!"という効果音を与え、直撃してしまった……。
バニングスさんは、ボールが当たった衝撃で頭の角度が60度近く上に跳ね上がり、天井を見上げている状態である。そして見上げていた顔が徐々にスッという効果音と共に下がっていく……。

「ア・ン・タ・達! 何すんのよ!!」

顔が正しい位置に戻るとそこにはエメルドグリーンの瞳をこれでもかという位に吊り上げ、長い金髪を逆立てている鬼神がそこには居た。その目の色といい、髪の毛の色といい某戦闘民族の姿が頭に思い浮かぶ……さながらスーパーアリサといったところだろうか?

まぁ、冗談はこの位にするとして……どうするよ?
今この状況において俺と藤田の過失はもはや100%だ……バニングスさんが怒るのも無理も無い事だ……。しかし、これは少々怒りのレベルというものが高くないか?
前世のギャル語で言えば『カム着火インフェルノォォォォオオウ 』レベルだ……。

バニングスさんには悪いが……コレは逃げた方が良くないか?

「い、いやーごめんな、バニングスさん…大丈夫か?」

俺が逃走するべきか否かを考えている途中……
藤田が手を合わせながら謝罪をしつつ大丈夫か? とバニングスさんに近寄っていく……。
おいおい、なぜ今バニングスさんに近づくんだ藤田! 殴られるのがオチだぞ! 

「は、早まるな藤田! 今のソイツに近寄ったらダメだ!!」

「え? ッ!?」

クッ! 遅かったか!
藤田が俺の呼びかけに振り向いた瞬間、バニングスは藤田に対して強力なリバーブローを放ち、それを受けた藤田はその場に倒れこみ、今現在悶絶している状態である。
そして、藤田を見下ろして『フン!』と鼻で笑い
もう興味はないと視線を藤田から外し、こちらを見てくるバニングスさん……。

そして、真直ぐ俺を睨み付けながら一歩また一歩と前進してくる……怖ぇ…。
俺は蛇に睨まれた蛙の如く背中に冷やりと冷たい汗を垂らしていた……。
『もう、逃げよう』と決めたその時である『ガララ!』というドアが開く音が聞こえた。

「皆さ〜ん、朝の朝礼を始めるので席に座ってくださーい」

なるほど……どうやら神様は俺の味方らしい……
先生が来てしまえば、バニングスさんも迂闊に暴力は振るえんだろう。

「バ、バニングスさん、さっきのは俺らが悪かったよ
 ごめんな―――」

この機に便乗してバニングスさんに謝罪をしていた最中の事である
彼女は唐突に左足を前に、そして右足を後ろに
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