熊・・・暴君の方ではない
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ちらを警戒しつつも俺の問いかけに首を傾げている・・・・やっぱ人間の言葉なんか解るわけないよなぁ……。
まぁ、いいや今日は人生で始めての実践で疲れたし、早く帰ろう……
俺は剃を使って早々と帰宅することにした。
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急いで我が家に帰るとまず最初に俺は風呂に直行し、今日一日の汗を流す祝福の時間を堪能した後、母さんから『ご飯が出来た』との呼び声が聞こえたので食堂へと向かう。
食堂には仕事から帰った父さんが、既に椅子に着席していた
食堂のテーブルには、より取り見取りのおかずが並んでいる……
それらは俺の中に眠る野獣を起こすには十分過ぎる位だった・・・・・・ぎゅるるるる〜
「ふふふ誠ったらお腹が鳴る位、お腹減ってたのねぇ。それじゃ頂きましょうか」
「「「いただきます」」」
(もぐもぐ)・・・うまし!!
流石母さんだな、全ての料理が美味過ぎる!! 特にこの唐揚げ・・・・・・噛んだら外の衣はクリスピー状になってるから外はサクサク、そして噛んだ瞬間に鶏肉の旨味が口いっぱいに広がってくる・・・・・・やば過ぎるぜ!
「そう言えば誠、あなた今日何時もより帰るのが遅かったけど、何してたの?」
唐揚げを堪能している俺に、母さんからの質問が投げかけられる
実は、今日は何時もの帰宅時間よりも10分間遅かったのだ、理由としては
『熊と戦闘していた』というのが原因なのだが・・・。
「今日藤田君達と野球をやってて、面白かったから時間見るの忘れてたんだ」
この返しが妥当だな、無駄な心配かけなくて済むし
「ん? 誠は野球が出来るのか?」
今度は父さんから疑問の声が上がる、あれ? 言って無かったけ?
「うん、今日はね2ベースヒット打ったりしたんだ、後他にもバスケやサッカーもした事もあるど?」
「何!? 凄いぞ母さん、誠は勉強だけでなくスポーツもできる天才だ!」
「ふふふ、当然ですよ貴方と私の子供ですもの」
そう言って、母さんは頬を赤らめる……おい、またか。
「智子…」
「雄二さん…」
「(もぐもぐ)」
俺は二人が桃色空間を展開してる間に、テーブに盛り付けられている唐上げを美味しくいただくのだった……。
夜飯を食べ終わり、自室で見聞色の覇気の修行でここら一帯の思考を読んでいた時だった。
数百人の思考の中に一つだけ、変わった思考の持ち主が居ることに気づいた…これは……。
《ジュエル……シードを……早く、封印しな……きゃ》
という心の叫びが見聞色の覇気を通じて、俺の耳に確かに届いた…
……この思考の持ち主はユーノ・スクライヤーか?
思考の発生源が公園の辺りという事は、原作通りジュエル
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