第二十三話 少年期E
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上はある大きな手のひら。こんな風に手をつないだのは何年振りだろうか。少し恥ずかしかったけれど、昔と変わらないその感触がどこか心地よかった。
……ほんと、俺にはもったいないぐらい優しい両親だよ。
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