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混沌の魔術師と天空の巫女
第4章 天狼島編
混沌モード100%
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のではない。」

「・・・っ。」

まずい・・・まずいぞ・・・!完全に追い詰められてる・・・!!!

「(このままじゃ・・・やばい・・・!!!!・・・いや・・・。)」

一応・・・1つまだ手は残っている・・・残ってるけど・・・

「(時間を待ってくれるような相手じゃない・・・!!)」

()()には、少し時間がかかる・・・!誰かが時間稼ぎをしてくれないと困る!!!

けど・・・

「(今のナツさん達に・・・そんな力と魔力はない・・・。)」

まずいぞ・・・。

「(くそ・・・体も震えるぜ・・・!)」

俺は心の中でそう言った。

「(一体一体が・・・なんて絶望的な魔力の塊・・・あ・・・ありえん!!!!)」

エルザさは心の中でそう言う。

ぎゅう

ルーシィは恐怖のあまり、ナツを抱きしめる。

「(怖い・・・!!!怖い!!!!お兄ちゃん!!!!!)」

ウェンディは恐怖のあまり、泣いていた。

「(私が・・・恐怖で震えている・・・。)」

「(何ビビってんだ俺は・・・コージが頑張ってんのに・・・ちくしょォ・・・!)」

「(怖くて・・・もう・・・ダメ・・・誰かあたし達に勇気を・・・!)」

エルザ、グレイ、ルーシィは心の中でそう言う。

「・・・やるしかない・・・!」

俺1人で・・・やるしかないか・・・!!!

がしっ!

「ナツ・・・?」

「なんだ・・・こんな近くに仲間がいるじゃねーか。」

ナツさん・・・?

「恐怖は“悪”ではない。それは己の弱さを知るという事だ。」

「・・・。」

「弱さを知れば、人は強くも優しくもなれる。」

ナツさんはそう言い、立ち上がった。

「俺達は自分の弱さを知ったんだ。だったら次はどうする?」

「・・・・・・。」

「強くなれ!!!!立ち向かうんだ!!!!」

ナツさんは大声でそう言う。

「1人じゃ怖くてどうしようもないかもしれねーけど、
 俺達はこんな近くにいる。すぐ近くに仲間がいるんだ!!」

「・・・!!」

「今は恐れる事はねえっ!!!!俺達は1人じゃねえんだ!!!!」

ナツさん・・・!!!

「やるぞ・・・コージ!」

ナツさんは俺の所へ来て、そう言う。

「見上げた虚栄心だ。だがそれもここまで。」

ハデスは化け物達に俺たち襲わせようしている。

「ナツさん。」

「ん?」

「・・・こんな事を、本当は言いたくないですが、お願いがあります。」

「・・・何だ?」

「時間を・・・稼げますか?」

「・・・あ?」

「最後の俺のとっておきがあります。」










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