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混沌の魔術師と天空の巫女
第4章 天狼島編
悪魔の黒ずみ
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「わかんないよ〜。」

ハッピー達は未だに、この戦艦の動力源を探していた。

「これだけ大きな船だから、すごい大きな魔水晶(ラクリマ)で動いてるハズよ。」

シャルルがそう言う。

「てか何でこんな通路を通ってんだ?」

リリーがそう言う。ハッピー達は今、何故か換気ダクトのようなの、中に入って移動していた。

「知らないわよ。ハッピーに聞いて。」

「なんとなく。」

「なんとなくかいっ!!」

ハッピーの言葉にツッコミをいれるシャルル。

「あ!!」

「え?」

「きゃっ!」

「ふご!」

ハッピーが止まり、ミントも止まってしまい、シャルルとリリーはぶつかってしまった。

「ちょっと!!急に止まるんじゃないわよ!」

「だってハッピーが・・・」

「どうしたハッピー?」

リリーがハッピーに尋ねた。

「な・・・何だこれ・・・!?」

「「「?」」」

ハッピーが見たものを、ミント達も見た。

「!!?」

「・・・!?」

「・・・っ!!?」

()()()()?」

ハッピーはそう言うのだった。



























一方、コージ達の方で・・・

「たいした若造どもだ。」

「「「「「「!!!」」」」」」

「マカロフめ・・・・・・まったくおそろしいガキどもを育てたものだ。」

「何だと・・・!?」

「そんな・・・!」

ハデスはまだ戦える状態だった・・・!

「私がここまでやられたのは何十年ぶりだ。
 まさか悪魔三大魔法まで使っても倒せんとは・・・
 楽しませてもらった礼をせねばな。」

倒れていたハデスは一体座り、立ち上がった。

「ウソだろ!!」

「あの攻撃が効かなかっただと!?」

「効いたハズです!でも、それでもまだ戦える・・・!?」

俺達は驚くだけだった。


グイ


ハデスは右目の眼帯を外した。

「悪魔の眼、開眼!!!!」

その言葉と同時にハデスの右目が少しずつ開けてきた。

「うぬらには特別に見せてしんぜよう。」


カッ!!


「魔道の深淵。ここからはうぬらの想像を遥かに超える領域。」

ハデスの魔力が上がった・・・!

「バカな・・・!?」

「こんなの・・・ありえない・・・!」

「こんな魔力は感じた事がない!」

「まだ増幅していく!」

「・・・!!」

「クソたれ・・・!!」

「終わりだ。妖精の尻尾(フェアリーテイル)。」

最悪の展開だ・・・!!


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