第二十九話〜ロストカラーズ・ブラックリベリオン〜
[5/6]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
ルルーシュの持つ闇の深さを垣間見た六課メンバーは背筋を凍らせた。
そこからは刻々と状況が変わる。
鬼神のようなスザクの戦闘。
状況を把握し、的確に指示を出すルルーシュ。
そしてコーネリアから聞き出す、過去の真相の一部。
ゼロへの恨みから、動き出すジェレミア。
そして、誘拐されるナナリー。
ナナリーが誘拐されたことを知ったルルーシュは、ナナリーが連れて行かれたと思われるライの眠る神殿に向かう。そこでC.C.はガウェインを駆り、ジェレミアの操るナイトギガフォートレスと共に海に沈む。
ルルーシュは神殿の最奥まであと一歩というところでスザクと対峙した。
ルルーシュは一度、言葉でスザクを丸め込もうとしたがギアスの存在を指摘されその言葉も止まった。スザクはその場にいたカレンに語りかける。ゼロの正体について。
そしてスザクの放った弾丸により、ゼロの仮面は割れルルーシュの素顔が晒された。
カレンはゼロの正体がルルーシュであることに動揺し、スザクは一瞬悲しみにくれる表情をしたが瞬時に怒りの表情を表した。
スザク「信じたくは…なかったよ。」
ルルーシュ「気づいていたのか?」
スザク「確信はなかった。だから否定し続けてきた。君を信じたかったから。
だけど君は嘘をついたね。僕とユフィに、ナナリーに。」
ルルーシュ「ああ、そのナナリーがさらわれた。」
スザク「えっ」
ルルーシュ「スザク、一時休戦といかないか?ナナリーを救うためにも力を貸して欲しい。俺とお前、2人いればできないことなんて――」
スザク「甘えるな。その前に君が手を組むべきはユフィだった。君とユフィが手を組めば世界を――」
ルルーシュ「全ては過去。終わったことだ。」
スザク「過去!?」
ルルーシュの言葉にスザクは愕然とした。スザクはルルーシュの言葉から彼の中ではユーフェミアはもうどうでもいい存在と切って捨てられたと同様なことを言われたのだ。
ルルーシュ「お前も父親を殺しているだろう?懺悔など後でいくらでもできる。」
スザク「いや、君には無理だ!」
ルルーシュ「なに?」
スザク「君は最後の最後に世界を裏切り、世界に裏切られた!君の願いは叶えてはいけない!」
ルルーシュ「馬鹿めっ!理想だけで世界が動くものか!さぁ撃てるものなら撃ってみろ!流体サクラダイトをな!」
ルルーシュは自分の胸に下手な爆弾よりも大きな災害を生むサクラダイトを貼り付けた。それはルルーシュの心臓が止まると爆発する仕掛けであった。
スザク「貴様!」
ルルーシュ「それより取引だ。お前にギアスを教えたのは誰だ?そいつとナナリーは――」
スザク「ここから先はお前には関係ない!」
今度は
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ