第4章 天狼島編
紋章を刻まぬ男
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の咆哮!!」
俺は光り輝く強力な光線を放ち、ハデスの攻撃を凌ぐしかなかった。
「立て!!!ラクサス!!!!」
エルザさんがそう言う。
「俺はよう・・・もう妖精の尻尾の人間じゃねえけどよ・・・
じじいをやられたら・・・」
「よけて!!!」
「それをくらったらダメです!!!」
「怒ってもいいんだよな?」
「当たり前だぁぁぁ!!!!」
「・・・・・・。」
ラクサスさんは地面に拳を置いた。
カッ!
「!!雷!!?ラクサスの・・・!!?」
ゴォォン!!!
また爆発が起こり、爆風で俺達は飛ばされた。
「ラクサスーーーーーーー!!!」
ラクサスさんはさっきの攻撃を喰らってしまった!
「俺の・・・おごりだ、ナツ。」
「え?」
「ナツさん?」
「・・・?」
ラクサスさんはナツさんに何を・・・
「ごちそう・・・さま。」
ナツさんの体から・・・雷!?
「帯電?」
「俺の全魔力だ。」
「それって・・・!!」
「自分の魔力をナツに!!?」
ラクサスさんの事どうを知り、俺とエルザさんは驚いた。
「雷・・・食べちゃったの?」
「(ラクサスの奴、魔力なしの状態であの攻撃を受けたって事かよ!)」
「(そこまでして、ナツさんに魔力を・・・?)」
「何で・・・俺に・・・俺はラクサスより弱ェ・・・。」
「強ェか弱ェかじゃねえだろ。キズつけられたのは誰だ?
ギルドの紋章を刻んだ奴がやらねえでどうする?
ギルドが受けた痛みはギルドで返せ。100倍でな。」
「ラクサスさん・・・。」
あなたって人は・・・!
「ああ・・・やるぞ、コージ。」
「はい。」
ナツさんの言葉に俺は頷く。
「炎と化雷の融合・・・。」
「雷炎竜・・・ですか。」
「ああ。100倍返しでやるぞ。」
「はい!」
ナツさんの言葉に俺は返事をする。
「本当に・・・雷を食べちゃったの?」
「炎と雷の融合・・・」
「雷炎竜。」
「エーテリオンを食べた時と同じ。」
エルザさん達はそう言うのだった。
「いくぞ。」
「はい!」
「う、おおおおおお!!!」
「!!!」
ドギャァァァン!!!
ハデスに向かって、ナツさんは顔を、俺は腹を殴った。
「があああ!!!」
ドゴォン!!
そのままハデスを壁にぶつけさせた。
ボグオ!!
「んぎぃ!」
ゴガァァッ!!!
「あああああ!!!」
ナツさんは回転し、かかと落としでハデスの頭を狙い、
俺は横から回し
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