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問題児たちが異世界から来るそうですよ? 召喚士の軌跡
第16話 新メンバーですよ?
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レティシアの所有権がペルセウスからノーネームに移り、レティシアの席かをといた途端
逆廻十六夜、久遠飛鳥、春日部耀、源修也の問題児4人は口をそろえて
「「「「じゃあこれからよろしく、メイドさん」」」」
「「え?」」
「………え?」
「え? じゃないわよ。だって今回のゲームで活躍したのって私達じゃない? 貴方達はホントにくっ付いてきただけだったもの」
うんうんと頷く耀と修也
「つーか挑戦権を持ってきたの俺だろ。所有権は俺達で等分、修也を抜いて3:3:4でもう話は付いた!」
「何を言っちゃってんでございますかこの人達!?」
黒ウサギとジンは混乱していた
黒ウサギにいたってはツッコミが追いつかないほどだ
そんな中、当事者であるレティシアは冷静だった
「んっ………ふ、む。そうだな。今回の件で、私は皆に恩義を感じている。コミュニティの同士にもそれを忘れてはならない。君達が家政婦をしろというのなら、喜んでやろうじゃないか」
「れ、レティシア様!?」
黒ウサギは困惑したような表情で言う
それをよそに修也がメイド服を召喚する
「衣装は白夜叉が用意してくれた。ついでに黒ウサギの分もある」
そう言って修也が召喚したのはやたらと丈が短いスカートに大胆すぎるほどに胸元が開いているメイド服だった
「なにやっちゃってくれてんですか白夜叉様は!」
黒ウサギはウガーと叫びながら言った
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ペルセウスとの決闘から3日が経ち、子供達を含むノーネームの一同は水樹の貯水池付近に集まっていた
「えー、それでは、新たな同士を迎えたノーネームの歓迎会を始めます!」
黒ウサギが全員の前に出て言う
外に長机を出してささやかながら料理が並ぶ
周りには子供しかいない歓迎会だが、4人は悪い気はしていなかった
「それでは今回の1つ目の大イベント、我らが新たな同士、源修也さんがこのコミュニティに新しい同士を呼んでくれます!」
おーと歓声が上がる
修也はいつの間にか貯水池の淵にいた
「よし、じゃあ行くぜ」
そう言って修也は右手を掲げ
「召喚、ウォース!」
その瞬間、水面が盛り上がったと思ったら
ザバァと水しぶきを上げながら首長竜に似た動物が現れた
「紹介しよう。【ウォーター・ホース】のウォースだ!」
ウォースは全員を見渡し、挨拶をするようにペコリと頭を下げる
そして、黒ウサギを見たと思ったらその長い首を伸ばしてカプッとウサ耳を咥え貯水池の中に引きずり込もうとする
「フギャア! 何をするのですか!?」
「ちなみに好物はウサギだ」
「な
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