第70話 復活!マジンガーZ
[2/11]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
将軍達の言葉を黙らせてしまった。
「最早我慢の限界だ! こうなれば我等の力を見せ付けて他の奴等の進軍を止めるのが得策であろう! 何を尻込みしている! 貴様等それでも7大将軍か?」
「はっ、ごもっともに御座います!」
最早頭を下げるしかなかった。暗黒大将軍はお怒りだ。何とかしなければ次に首が飛ぶのは自分達かも知れないのだから。
***
「あ、主……これは……」
声の主であろうシグナムははにかんだ様子ではやてに問い掛けていた。それに対しはやてはと言うととてもにやけた顔をしてシグナムをまじまじと見つめている。
その様子を見てなのはは少々呆れた感じになっておりフェイトはこれがどう言った状況なのかついていけず置いてけぼりになってしまい、そして光太郎はと言うと必死に目を背ける始末であった。心なしか光太郎の頬が赤くなって見える。
「えぇなぁ。やっぱパーツが揃っとるとこう言った服装が良く似合うわぁ」
「は、はぁ……」
はやてのにやけが止まらない。もう大満足と言わんばかりであった。そんなシグナムだが、今の彼女が身につけている服装と言えば、黒いタイツに赤い薄手のスーツ。そして頭にはウサ耳をつけたと言う、言うなればこれは”バニースーツ”であった。そしてそれを着せられたシグナムは恥ずかしさの余りはにかんでしまったと言える。
「あ、主……幾ら何でもこの格好は……」
「騎士に二言はないんやろ?」
「ぐっ……」
はやてのその一言によりシグナムは黙り込んでしまった。言いだしっぺは自分だ。即ち、何を言われても手遅れと言う事だ。今更ながら自分の言った言葉に後悔を覚えるシグナムであった。
「どやどやぁ光太郎兄ちゃん? シグナムのこの格好似合っとるやろぉ?」
「う、うん……そ、そうだね……」
相槌をうちながらも光太郎は必死に見ないように努めている。シグナムのボディラインがクッキリと見えるスーツな上に彼女の魅力的な体つきは光太郎にとっては目に毒だったのだ。幾ら世紀王として改造されたとしてもその点は人間のままらしい。
「ねぇ、なのは……はやてって何時もこんな事してたの?」
一人ついていけてないフェイトは彼女と関係の深いなのはに聞いた。それに対しなのはは呆れながらも頷いている。
「うん、はやてちゃんってあぁなっちゃうと歯止め利かなくなっちゃうから」
どうやらなのは自身も呆れ果ててる始末らしい。それはそれで迷惑この上ないとフェイトは思うしかなかった。恐らく今下手に止めようとしたら自分もあの格好をさせられる危険性があるからだ。正直あんな恥ずかしい格好は嫌だ。
「うんうん、何時見てもシグナムはえぇ体しとるわ〜。ほんまに羨ましいなぁ〜」
「き、恐縮です」
明らかに親父発言をしているはやて。目つきもいやらし
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ