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スーパーヒーロー戦記
第65話 第二次日本攻略作戦(後編)
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 マザーバーンから発せられたのは不気味に輝く光線であった。その光線はグレンの元へと向うTFOに直撃した。激しいスパークがTFOを包み込み、計器を破壊しその機体をボロボロにしていく。

「うわああああああああああ!」

 内部で甲児が絶叫した。光線を浴びたTFOは黒煙を上げて墜落していく。だが、そんなガラクタになど目もくれずバレンドスはグレンを見た。グレンは右腕を失い体の各所も既にズタボロ状態であった。とても今の情勢を覆せるとは思えない。

「悔しいかデューク・フリード? 貴様は負けたのだ。あの時のフリード星と同じように、貴様は無様に負けたのだ」
「黙れ悪魔め! 僕はまだ生きているぞ。勝負はこれからだ!」
「そうか、ならば貴様には絶好の生き地獄をくれてやろう!」

 マザーバーンから今度は青く輝く細い光線が発せられた。咄嗟にグレンはそれを避ける。だが、それはグレンの機体を傷つける事はなく、代わりに操縦していたデュークの左腕に命中する。

「なに、ぐわぁぁぁぁ!」

 突如、激しい激痛がデュークを襲った。あの青い光線を受けたせいだ。

「ははは、それはベガトロン放射能だ! この星にはそれの治療法はない。じわじわと死の恐怖に苦しむが良い!」

 下卑た笑いを残し、バレンドス達は引き上げて行った。一緒に連れてきた円盤獣達も共にだ。残ったのと言えば満足に動けないグレンダイザーだけである。そのグレンもまた大地に倒れ動かなくなってしまった。
 宇宙の王者が今、強大な悪の前に倒れたのだ。




     ***




 市街地を我が物顔で暴れまわっているのは三人の大怪人であった。シャドームーンの力により更なる力を得たダロム、バラオム、ビシュムの三名である。
 その三大怪人を前に管理局の武装局員達、そしてフェイト達や仮面ライダーV3は苦渋を舐めていた。
 圧倒的であったのだ。その一言に尽きる。これだけの戦力差があるのにそれを全く感じさせない程にこの三体は強かったのだ。

「つ、強い……」

 傷ついた肩口を抑えながらフェイトは唸った。バリアジャケットもデバイスも既に傷ついている。三大怪人の猛攻の前に傷だらけとなったのだ。横を見ればユーノやアルフ、それにクロノも同じように傷ついていた。
 風見の方も既に方膝をつく始末である。彼等でこうなのだから武装局員達などは既に立ち上がる気力すらない。それ程までに完膚なきまでの強さだったのだ。

「弱い、弱すぎる。噂の管理局とはこの程度か?」
「仕方あるまいダロム、我等が強すぎるのだ」
「感じるわ。溢れ出るほどの力を感じるわ」

 三大怪人の歓喜に打ち震える声が聞こえて来る。その歓喜の声ほどフェイト達の心を打ち砕く物はない。明らかに圧倒的であったのだ。

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