第一話〜幼き日々の英雄2人〜
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冥琳が追撃をかける。
雪蓮の顔は徐々に真っ赤に染め上がっていく。そして遂には…
「あぁ、惚れましたとも!どう、これで満足!?」
開き直りである。
その様子に桃蓮の笑みは苦笑に変わる。
「焔はいつも江にべったりで、祭は弓術の鍛錬にかこつけて朱家にいりびたり、そして挙句の果てにはうちのバカ娘もか…江の奴は天然の女誑しになりそうだな」
だが桃蓮にそれを否定する気はない。
それも人に好かれるということなのだから。
向こうでは雪蓮が冥琳にからかわれ、涙目になって抵抗を続けている。
「案外雪蓮と結びつけるのも悪くはないかもしれないな」
虎は獰猛な笑みを浮かべながらそう宣った。
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