第63話 卑劣なる罠!V3死の弱点
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居た人達が次々と倒れ始めたのだ。
「どうしたんですか?」
『驚く事はないさお嬢さん。彼等は特殊性のガスを浴びてしまい意識が保てなくなっていたのさ。このガスを浴び続ければ常人なら5分で死に至る。風見志郎、嫌、仮面ライダーV3! 貴様を除いてはな』
「下らない事に力を入れるのがお前の趣味らしいな。そう言うのを世間じゃ悪趣味って言うんだぜ」
『貴様の悪態もこうして聞くと心地良い響きよ。其処で貴様が守ろうとする者達が死んでいく様を指を咥えて見ているが良い』
その後に聞こえてきたのは甲高い笑い声であった。その笑い声が風見の中にある怒りに火を点けた。絶対にこの人達を死なせる訳にはいかない。何としても外への道を切り開くのだ。
「こうなったら腕付くでこの岩盤を叩き壊してやる!」
「バルディッシュ、やるよ!」
ライダーV3は拳を振り放ち、フェイトは閃光の刃を用いてその岩盤の破砕作業に入った。二人の攻撃が怒涛の如く岩盤に押し付けられる。
だが、思っていたよりも岩盤は固く二人の攻撃ではびくともしない。
「駄目だ、パワーが入らない今の俺の拳じゃこれを破壊出来ない……」
「下がって下さい風見さん! こうなったら私の収束砲で……」
バルディッシュを構えて収束砲を撃つ構えを取るフェイト。だが、その直後彼女の足が折れて地面に倒れてしまった。
「どうした? フェイト」
「頭が……頭がフラフラする」
『言い忘れていたが、この特殊ガスはお嬢さんの纏っているバリアジャケットとやらも浸透するのだよ。つまり君も其処に居る者達と同じ末路を辿る事になるのさ』
「ヨロイ元帥! キサマァァァァァ!」
風見が吼える。しかし、その怒号もヨロイ元帥には心地よい音色にしか聞こえていない。目の前では徐々に死に至っている人達が居る。このまま彼等を死なせて良いのか?
嫌、良くない!
「こうなったら……奥の手だ!」
V3は立ち上がり岩盤を見つめた。腰のダブルタイフーンが突如高速で逆に回転しだす。周囲から猛烈な突風が吹き荒れた。
「行くぞ! V3逆ダブルタイフゥゥゥゥゥゥゥン!」
腰のベルトから猛烈なエネルギーが噴射された。腰のダブルタイフーンが逆に回転する事により想像を絶するエネルギーが噴射されるのだ。そのエネルギーは目の前にある巨大な岩盤をいとも容易く吹き飛ばす程の威力を秘めていた。岩盤は粉々に砕け散り、その先から太陽の光が差し込めた。
「お、おぉ……日の光だ!」
「助かった、俺達は助かったんだ!」
わらわらと外に出て行く人達。風見もまたフラフラなフェイトを起こして外に出る。
「か、風見さん。その姿は?」
「逆ダブルタイフーンを使った影響でな。3時間は変身出来ないんだ」
それこそ正し
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