第63話 卑劣なる罠!V3死の弱点
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風見は声を大きく叫んだ。それは、彼を仲間と、共と認める証でもあった。
その言葉を聞いた結城ことライダーマンの口が笑みを浮かべた。
『有難う。風見志郎……嫌、仮面ライダーV3。この仮面ライダー4号の称号を一生の誇りにする。そろそろ通信圏外だ。さようなら……友よ』
そう言い残し、プルトンロケットは遥か上空へと飛翔した。それは、日本を越え遥か海の上まで行った。其処でロケットは木っ端微塵に砕け散った。中に居た結城丈二こと、ライダーマン諸とも。
その光景はホッパーを通じて風見志郎に直接届いていたのだ。
「か、風見さん……結城さんは……」
「フェイト。結城丈二は……仮面ライダー4号としての使命を……全うした。彼の功績を……称えてやってくれ」
風見は俯いてしまった。それを聞いたフェイトはボロボロと涙を流した。また、頼もしい仲間が一人消えた。
復讐に燃え、それでも世界の平和とか弱き命を守る為に青き空の彼方へと散って行った仮面ライダー4号こと、ライダーマン。
彼の勇姿は永遠に語り継がれる事であろう。
「さらば……友よ」
つづく
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