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問題児たちが異世界から来るそうですよ? 召喚士の軌跡
第14話 いざ! 宣言ですよ?
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に現れたのは錆びた赤い剣だ
「えーと…これが不可視のギフトでございますか?」
たしかに、錆びた剣でどうやったら不可視になれのか想像も付かない
それどころか使い方すら分からない
「どうやって使うんですか?」
ジンが聞く
「ああ、これを自分の体に奥まで突き刺すと不可視になれる。やるか?」
「遠慮させていただきます!」
ジンがブンブンと首をふる
修也がほかを見渡すと全員が一歩下がった
錆びた剣で刺されたくないのは誰でも一緒だと言うことだろう
「修也君のソレは却下と言うことで…この見つかった者はゲームマスターへの挑戦資格を失うって事は今回のギフトゲームは大きく分けて三つの役割分担が必要になるわね」
1つ目はジンと一緒にゲームマスターを倒す役割
2つ目は索敵、見えない敵を感知して撃退する役割
3つ目は失格覚悟で囮と露払いをする役割
「春日部は五感全てが良いから
不可視の敵は任せるぜ」
「うん、わかった」
十六夜の提案に黒ウサギが続く
「黒ウサギは審判としてしかゲームに参加する事が出来ません
ですから、ルイオスさんを倒す役割は十六夜さんにお願いします」
「ああ、任せろ」
「じゃあ私は囮と露払い役かしら?」
「ま、そうなるな、悪いなお嬢様」
「…別にいいわ、今回は譲ってあげる。修也君は?」
「ん、俺は「私と一緒に来て」と言うことです」
修也は耀と一緒に索敵、見えない敵を感知して撃退する役割になった
「じゃあ、行くぜヴォルザ」
《スタンバイレディ セットアップ》
キイン
一瞬、修也が光に包まれ
ソレがはれると両腕を手から肘にかけて装甲が付き、その服装までもが変わった修也がいた
おおーと一同は声を上げる
一度見たことのある耀たちでもどうやっているのか分からない
そんなことをよそに修也はまた新たに棒手裏剣を召喚した
それの切っ先で十六夜、ジン、飛鳥、耀の順番で体のどこかを薄く切りつける
「痛っ。いきなり何をするの!?」
飛鳥が怒ったように言う
「何って、ただの加護を付与しただけだけど?」
「加護……?」
ジンが首をかしげる
そんな中、黒ウサギは切られた全員を見て驚いたように言う
「これは…! 確かにかごが与えられてます。それも呪いの類から身を守るほどの」
「それって…!」
ジンも驚いた声を上げる
「これの持続可能時間はせいぜい6時間が限界だ。保険程度に思っておいてくれ」
その時、 十六夜が宮殿の門に近付く
その行動に何かしら不安を感じる黒ウサギ
「あのー、十六夜さん?一体何をするおつもりで?」
「何ってただ扉を開けるだけだが?」
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