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生徒会の一存〜とある会計補佐の日常〜(再び凍結中)
『駄弁る生徒会』其の4

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「…何があったと言われても、特に話す事柄では…」

「そうね…やったとしても、シー君の軽いお世話役みたいな事だったし」

何から何までお世話になりました…イヤほんとに

「…今ならお前を憎しみで殺せそうだ」

ザクッ

「Nooooo!? 目があぁぁ!!」

今の発言が気に食わなかった為、制裁として目潰し

「杉崎、うるさい」

「…ふ、不幸おぉだあぁぁぁ!」

「どこぞの上条さんの台詞を言っても、先輩にフラグメイカーと幻想殺しの異名は手に入らないと真冬は断言します」

「せいぜい発火能力(パイロキネシス)ぐらいだろ……Lv3位の」

いや、死に物狂いで努力すれば4にはなるだろ…多分

「……まさか下のせグフォ!?」

「……ええ加減にせんと、首折るで?」

「スマセンシタアァ!!」

鍵の発言が気に入らなかったので殴る……今のは真面目にイラってきたわ

「……まぁ、何があったかと言いますとですねぇ…精神が不安定だった為、姉貴が深夏と知弦さんにお願いして、少しの間だけ最低限の世話をしてくれました。
はい以上終わり」

テキトーに流すような感じで淡々として話す…いや、自分でも決して良い思い出じゃないですから、あまり語りたくないのですよ

『………』

…はいそして沈黙ですね分かります

「…篠、安易に聞いちゃってゴメン…」

「気にしなくていいですよ、もう過ぎた事なんで」

今更あーだこーだ言う必要も無いしねぇ〜

「んじゃ、俺はうさまろを貰いますかねぇ」

「駄目だよっ!これは私の所有物なんだから!」

うさまろに手を伸ばそうとしたら会長に袋ごと持って行かれた

んな事をやっていると――

キーンコーンカーン……

会長は丁度良くお菓子を食べ終わった後、いつものように言った

「というわけで、今日は解散しますかぁ」



「…で、またあの二人は残っているのね」

くりむが苦笑混じりに言う

「だから困るんだよ、アイツら…アタシ達と駄弁る為に雑務を二人で片付けちまうんだからよ…」

「それでも真冬はそんな二人が好きですよ?」

「何だかんだ言って私達は少なからずあの二人に好意を持っている。私達の大黒柱みたいな物かしらね」

「ま、その代わりあの二人が困っていたら支えてあげなきゃね」

くりむのその言葉に三人は賛同するように笑った
そして各メンバーはそれぞれ帰路に着いた
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