第百十七話 鬼左近その三
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
ことになる、それでもよいのか」
「そんなことはどうでもよい」
石田は平然とした笑みで小西に応えた。
「わしのことはな」
「よいと申すか」
「わしは富貴なぞ求めてはおらぬ」
「そういえばそうじゃな」
小西は今いる石田の屋敷の部屋の中を見回した、そこは確かに質素極まるもので五百石取りの者とは思えないまでだ。
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ