第3試合
【第3試合】 VS幼女超人キン肉マンデヴィリンス(1)
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守ろうとする人間なんて、この世には皆無に近いわよン。言ってることと、やってることがメチャクチャ。そんな人間が、デヴィリンスちゃんは大好きなのよン〜」
“ごおおおぉぉぉおおおぉぉぉッ”
突然、キン肉マンルージュがまとっていたマッスルアフェクションが炎のように燃え上がった。そして炎の塊と化したキン肉マンルージュは、嘲笑しているキン肉マンデヴィリンスに突っ込んだ。そして、渾身の右ストレートをキン肉マンデヴィリンスに打ち込む。
“バシィィイイイィィィンッ”
とっさのことであったにもかかわらず、キン肉マンデヴィリンスはキン肉マンルージュの右拳を掴み、右ストレートを受けきった。
「キャハハハハハハハッ! ナニ何ィ? 怒ったァ? 怒っちゃのン? もしかしてルージュちゃんってば、エッチなのはお嫌いィ? どうしようもなくおこちゃまなルージュちゃんには、刺激がちょぉっと強すぎちゃったァ? それともデヴィリンスちゃんが男の子ちゃんどもを容赦なくチャーム漬けにしてエロエロのメロメロにしちゃったのが、超々くやしかったのン? そうよねぇ、絶望的にスレンダーで貧相女の子ちゃんなルージュちゃんにしてみれば、素敵すぎバディなデヴィリンスちゃんに嫉妬ゴウゴウのメラメラよねぇ。キャハハハハハハハッ!」
キン肉マンルージュはぎりぎりと歯をならしながら、右拳に力を込める。
「違うよ……わたしが怒ってるのは、そんなことじゃないよ……」
右拳を掴んでいるキン肉マンデヴィリンスの手がぷるぷると震える。しかしキン肉マンデヴィリンスは笑んだまま、余裕そうにキン肉マンルージュを見つめている。
「今、あんた、人間を馬鹿にしたでしょう? 確かに、あんたの言うとおりかもしれない。でも……人間の悪口言うな! そんなの皆だってわかってるよ。だからって、いちいち口にする必要なんてないよ! あんた、超人は人間より格上だって思ってるでしょ? 確かに超人は人間より優れているところが多いけど……だからって、人間を馬鹿にするな! そういうの、わたし、大っっっ嫌いぃぃぃぃぃッ!!」
“ぎびゅごおおおぉぉぉおおおぉぉぉッ”
キン肉マンルージュを包んでいる炎のマッスルアフェクションが、いっそう勢いを増して燃え上がる。そしてキン肉マンルージュの右拳を掴んでいるキン肉マンデヴィリンスは、腕をマッスルアフェクションに燃やされてしまう。
キン肉マンデヴィリンスは投げ捨てるようにキン肉マンルージュの右拳を離した。しかしキン肉マンデヴィリンスの腕はごうごうと燃え続け、皮膚が焼け焦げていく。
キン肉マンデヴィリンスは燃えている腕からデヴィルディスペアを発生させ、マッスルアフェクションを打ち消した。
「キャハハハハハハハッ! ひっどおぉぉいィ! 見て見てルージュちゃ
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