第3試合
【第3試合】 VS幼女超人キン肉マンデヴィリンス(1)
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を取り出した。
「キャハハハハハハハッ! 見て見てルージュちゃんッ! プーペーちゃんの心臓とも言えるデヴィルジュエルが、こ〜んなに傷だらけの、ぼろっぼろだよォ〜!」
キン肉マンデヴィリンスの手の平には、ひび割れて欠けているボロボロのデヴィルジュエルが乗っていた。
「かわいい可愛いプーペーちゃんッ。頑張ってくれたご褒美、デヴィリンスちゃんが特別に、してあげちゃうよォ〜」
「プペェ! デヴィリンスさまあ! ありがたきしあわせデスう! ください! ください! してくださいぃぃぃッ!!」
キン肉マンデヴィリンスは掴んでいたノワールプペの顔を、適当にキャンバス上に投げ捨てた。
そして手に持っているデヴィルジュエルを握り締める。
「プペペペペェ! く、くるしいよお! デヴィリンスさまあ! くるしいですう! ブベペペベベェ! ぐ、ぐるじいよお! デヴィリンスさまあ!」
キャンバスに転がっているノワールプペの顔が苦しがっている。
「プーペーちゃン。特別にね、デヴィリンスちゃんが直々に、プーペーちゃんを葬り去ってあげるわよン〜」
「そんな! そんなあ! ブベペペベベベェ! こわれる! ころされる! いやだあ! シにたくないよお!」
“ばきゃああぁぁんッ”
キン肉マンデヴィリンスの手の中で、デヴィルジュエルが砕け散った。
「ブベェ! ブベベペペプブブプペペペベベベェ!」
狂い悶えた声を吐きながら、ノワールプペの顔とデヴィルジュエルは、真っ黒い煙状の気体になって消えてしまった。
「キャハハハハハハハッ! 落ちこぼれちゃんには用はないのよン! キャハハハハハハハッ!」
ノワールプペの処刑を見せつけられたキン肉マンルージュは、身を震わせながら声を荒げた。
「ひどい! ひどすぎるよ! プペちゃんはあんたが作ったんでしょう? それってお母さんってことでしょう? なんで? なんでそんなひどいこと、平気でできちゃうの?!」
キン肉マンデヴィリンスはくすくすと笑みながら、わざとらしく答える。
「え〜ッとお、それはね〜、デヴィリンスちゃん、悪魔だも〜〜〜ン!」
キン肉マンデヴィリンスは観客達の方に向き直り、ビキニのパンツをおもむろに掴んだ。そして、ぐいいとパンツを伸ばし、開いて見せた。危険極まりない行為だが、見えてはいけない危険地帯はぎりぎり見えてはいない。
“ぬおおおおおぉぉぉぉぉおおおおおッ!?”
あまりにきわどい光景に、男達は全員が全員立ち上がり、前のめりになって喰い気味にキン肉マンデヴィリンスを凝視する。
「んふふふふふ〜んッ、見られるのは嫌いじゃないわよォ〜。むしろ大好きよォ〜、いけない気持ちになるのが、とっても気持ちいいわン〜」
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