冥王星会戦(中編)
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船は大気圏突入後地面に激突し大破し、黒煙を上げている。
「それにしてもこの脱出ポッド、こうして見る限り敵でもましてや地球の物でも無いぜ。」
その脱出艇は見たことも無い形をしていた。
「ああ、そうだな。」
古代も同意見らしい。
「おい、このハッチ少し開いている。」
二人で脱出カプセルを調べていると、古代が少しだけ開いているハッチを見つけた。
「開けるぞ!」
「気を付けろよ!」
古代がハッチに手をかけるとすぐにハッチは開き、その中には人が乗っていた。
「どうだ?」
島が古代に尋ねる。
「だめだ、生命反応0。」
中にいた人間はすでに亡くなっていた。
「女、だよな?」
「ああ、きれいな人だ。」
中で亡くなっていたのはきれいな女性だった。
「おい古代、腕に何か持っているぞ。」
その遺体を見ていた島が手に握られているカプセルを拾い上げた。
「なんだ? 通信カプセルか?」
そのカプセルを簡単に調べると信号らしきものが発信されていた。
「よし、回収して帰ろう。」
彼らは一通り調べると報告のために観測基地に帰投した。
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