コードギアスR1
0148話
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ク・ブレイカーで防御するのならどうにかなるかもしれないが。
「総督、ご無事で」
慌ただしい報告がそこら中から入っている中、俺とコーネリア、エキドナの3人は無事政庁へと辿り着いていた。迎えたのは数名の幕僚。さすがに多少疲労の色が見えるが、まだまだ元気だ。
そんな政庁の者達に対して一瞥し、軽く頷いてから指示を出す。
「クレイン卿には後退を指示。駅構内に防衛線を敷かせろ」
「イエス・ユア・ハイネス」
コーネリアの指令を伝える為に幕僚の一人がその場を去ると、ギルフォードからの通信が入る。どうやら藤堂とやりあっても被害らしい被害はないようだ。
「姫様、陣を敷き終わりました。政庁前の防衛戦は」
「そのまま維持しろ。この戦いは長引いた分だけ黒の騎士団が不利になる」
「イエス・ユア・ハイネス」
ギルフォードが頷き、通信が切れる。これで一段落したと思われたその時、近くで戦況の報告を聞いていた軍人が叫び声を上げる。
「馬鹿なっ! それは本当か!?」
「どうした?」
コーネリアの問いについ今し方叫んだ男が切羽詰まった表情でこちらを向き、その報告をする。
「中華連邦の艦隊が太平洋上に現れ、トウキョウ租界へと向かっているそうです」
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