暁 〜小説投稿サイト〜
ボリス=ゴドゥノフ
第二幕その一
[3/3]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
ーメンはここで暗い顔になった。
「わしは知っておるのじゃ」
「何をでしょうか」
「ディミトーリィ殿下のことをな」
「あれは病死だったのではないのですか?」
 グレゴーリィはそう述べてきた。
「確か。何かの発作だったかと」
「うむ、その通りじゃ」
 ピーメンはそれを認めた。
「わしはその場におったからな。よく知っておる」
「そうだったのですか」
「急に引き付けを起こされて。そして馬車から落ちられたのじゃ」
「事故死だったのですね」
 それを問うと。

[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ