第4章 天狼島編
雷鳴響く
[3/7]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
ドン!!!
「火竜の劍角!!!!!」
「シャイニング・ダート!!!!!」
シャイニング・ダート、この魔法は体全体を光で纏い、体当たりするんだ。
ドムッ!!!
「っ!!!!」
ドッ!キィ!
ナツさんはうつぶせのまま落ち、俺は足を止めた。
ガッシャーン!!
ハデスはそのまま飛ばされ、ガラスにぶつかった。
「(おかしい・・・。)」
俺はある事に気がつく。
「(悪魔の心臓のマスターだろ?
こんな簡単に攻撃を喰らってくれるか・・・?)」
俺はそれに疑問に思った。
「人は己の過ちを“経験”などと語る。」
「っ!!」
「しかし本当の過ちは経験など残らぬ。
私と相対するという過ちを犯したうぬらに、未来などないのだからのう。」
ハデスが煙の中から現れた。しかも平然に・・・!!
「そんな・・・!」
「まったく効いてないの!?」
「・・・っ。」
「オイ・・・こっちは全力出してんだぞ!」
「魔力の質が変わった。」
「グリモアのマスターだ。そんな簡単にいってくれないか・・・!」
俺達はそう言うのだった。
「ふむ・・・。」
ハデスは俺の方を見た。
「光の滅竜魔法か・・・。光の速度で攻撃されるのは初めてだ。
さすがレッドノートを倒しただけの事はあるな。
さて、準備運動はこのくらいでよいかな?」
これはそろそろ・・・!
「来るぞ!!!!」
エルザさんがそう言う。そして、次の瞬間だった・・・!
「喝!!!!」
「っ!!」
ズサァァァ!!!
「はぁ・・・はぁ・・・」
「ほう、よくかわしたな。」
「・・・。」
今かわさなかったら危なかった・・・気がする。
「(わからないけど・・・かわさないとヤバい感じだった・・・!)」
「だがまだだ、喝!!!!」
「!?」
パァン!!
「なっ!?」
「ウェンディーーーーーー!!!!!」
ナツさんは驚き、俺は大声でウェンディの名前を言った。
パサッ
残ったのはウェンディの服と髪飾りだけだった。
「消え・・・た・・・!?」
「何をしやがった・・・・・!?」
「ウソだろっ!!!!」
「て・・・てめぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!」
「『私は大丈夫よ!お兄ちゃん!!』」
「!」
「・・・へ?」
何だこの声・・・?上から聞こえる・・・。
「『私は無事よ!』と申しております。」
あれは・・・?
「ホロロギウム!!」
「ルーシィさんの・・・星霊・・・?」
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ